徒花設定 | ナノ





財前家
頭首は財前 宗介。四大家の中で最も強い力を持つ。財力・人脈共に絶対的なため他の家が表立って策略を講じることは不可能に近い。保守的な平和主義であるために他の家にはあまり干渉しない。しかし頭首の娘である塔子が雷門家を気に入っているため、雷門家には稀に手を貸すことがある。


財前 塔子
現頭首の一人娘。綱海とは許嫁である。活発で正義感が強く人情に厚い人物。雷門家では特に円堂と秋と仲がよく、綱海や立向居を引き連れてお忍びで遊びに行くこともある。積極性に富んでいて、いざという時の行動力と思い切りの良さには誰もが舌を巻く。

綱海 条介
財前家の分家嫡男、次代頭首候補。その堂々とした立ち振る舞いや友好的で統率力のある性格から現頭首に認められ、塔子の許嫁となった。許嫁とは言ったものの本人たちはあまり気にしていない様子。しかし塔子の結び名を考え込むなど、自覚はしているようである。立向居を弟のように可愛がっている。

立向居 勇気
財前家の護衛見習い。見習いではあるが向上心だけは人一倍なため成長が期待されている。雷門家の円堂に強い憧れを抱いている。

一之瀬 一哉
財前家の分家頭首。分家とは言っても綱海の分家とは別もの。誰とでも気兼ねなく接する気配り上手な人物である。雷門家の秋のことが好きであるが、縁談を断られ続けているため悩んでいる。

土門 飛鳥
一之瀬の護衛であり友人である。細身の体つきではあるが実力は確かなもので、信頼できる従者であると言える。また一之瀬からの相談を受けたり気を使ったりと、柔軟で大人びた思考を持っている。








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