徒花設定 | ナノ





雷門家
家としての力はそう強くないが先代頭首や夏未、円堂らの人柄により他家との友好関係が深いため今の地位を保っている。先代頭首の最初の奥方は既に亡くなり、2人目は訳あって失踪、また先代頭首も精神的病により死去している。今は一人娘の夏未が頭首を勤め、養子として円堂・染岡・木野を迎えている。


円堂 守
雷門家の次男。生来の寛大さと人懐っこい性格のおかげで、家などに関係なく多方面に信頼できる友人がいる。恋愛などには疎く、女性の扱いにはあまり馴れていないが思ったことを真っ直ぐに伝えるので、恥ずかしい口説き文句も無意識にさらりと言ってのける。妻に風丸を迎え、風花(ふうか)の結び名を与える。

染岡 竜吾
雷門家の長男。威厳と冷静さを併せ持つ人物であるが、心を許した相手にだけはその胸の内を語り、心の中の激しい感情をぶつけることも。妻に士郎を迎え、冬蛍(ふゆほたる)の結び名を与える。円堂以上に恋愛には疎く苦手であったが、士郎とは言葉を交わさずとも意図を理解し合うほどの深い関係を築いている。

豪炎寺 修也
雷門家の護衛、円堂や染岡とは親友である。主に夏未や士郎、風丸の身辺警護を仕事としている。風丸が嫁いだことで彼に惹かれるが円堂の手前、思いに蓋をした。風丸と士郎が狐女であることに気づいてはいるようだが、元より寡黙で物静かな人物であるため特に指摘はしない。

雷門 夏未
雷門家現頭首で長女。鋭い目利きと臨機応変な立ち振る舞いで家を守っている。円堂に自分の父の姿を重ね、淡い恋心を抱いていたが風丸が嫁いだことで思いを封印すると決めた。仲間を必死に守ろうとする強い心と優しさを持つ。

木野 秋
雷門家の次女。温和で可憐な人物であり、夏未や円堂からも頼られる存在。以前から円堂に恋心を抱いており、風丸と円堂の縁談がきっかけで心に闇を宿すようになる。円堂への思いもあってか、財前家の一之瀬との縁談を頑なに拒み続けているが、一之瀬が嫌いというわけでもないために悩み苦しんでいる。




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