※中学生ではない
ぎゅ、
「お、おい…!」
背中に抱きつけば、焦り出す岳人の声が聞こえた。でも決して振り払ったりはしない。
「どーしたんだよなまえ、」
ため息を一つついて岳人は言った。分かんない。と小さく呟く私には見えなくても岳人が困った顔をしているのがわかった。
「まーいいけどよ、」
「背、伸びたね。」
「だろ!でも跡部やゆーしは俺に会うたびにちいせーままだなとか言うんだぜ!」
お前らも同じように伸びてるからわかんねーんだっつーの!と語気を荒げる岳人。身長に対して敏感なところは変わってないようだ。少しだけほっとした。
-----------
ボツネタ。男前な岳人が大好きです。