「古市さん」
「はい?」
「ちょっとそこに座っていただけます?」
「……(なんか察した)」
「今日のナース服はなんですか………?」
「や、あれは不可抗力つーか…」
「言い訳は嫌いです、私の旦那さまを誘惑する古市さんは大嫌いです」
「いや、誘惑なんかしてないよ…」
「うう…」
「わあああ!なまえちゃん落ち着いて!!泣いたら男鹿に殺される!!」
「だってぇ…」
「男鹿ね、ナースになったときになまえがいたらな…って言ってたよ!」
「う、うそだあ…」
「ほんとほんと!!俺八つ当たりされたもん!こんな時だけなんでアイツいねーんだよ!って」
「…きっとそれヒルダさんのことですよ…う、ひっく」
「いつものプラス過ぎる思考はどこいっちゃったの!?」
「おい、何騒いで……」
「………最悪だ」
「だ、んなさま…」
「…古市てめェ」
「いやいやいやいや!俺なんもしてねぇ無実潔白!」
「旦那さまはっ…古市さんやヒルダさんのナースが見たいですか?」
「…は?」
「ううっ」
「ばかか」
「おおおお男鹿!?(抱きしめとる!)」
「!?だっ旦那さま!?」
「テメーはいつもみてぇにナース服着て俺の部屋飛び込んでくりゃいいんだよ」
「……はい!…あの、旦那さま?」
「あ?」
「もう一回抱きしめてもいいですか!」
「全力で断る!!」
「えぇー!待って下さい旦那さまあああっ」
「…結局こんなカンジに戻んのね…振り回されまくりの俺乙…」
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あー男鹿ナースきもかった
いやあ、キモくて安心した←