制服よし、髪型よし、心の準備よし、
「ボス、紅茶はいかがですか…?」
「………入れ」
私はなまえ!ここ、泣く子も怯えるヴァリアーでメイドをしています!実は今週で同僚が三人も辞めてます!そして私は今からその原因である方にお茶くみをするのです!泣くんじゃないなまえ!
「し、失礼しまー…」
ガチャン
………あああああ!!開始わずか十秒でハプニング!…というか、とちった……!
「あああのすみません!ぶ、ぶつかってしまいました!」
てかなんで私は報告してんだああああ!とにかく殺されないようにしなゃ…!
「ボス、ほんとうにすみま、」
「るせえあやまんなけすぞかす」
おおふ!?今さらっと消すって言われたぞ私。と、とにかく謝るのはやめて紅茶を滝れよう。私実は紅茶を滝れるのが得意なんです!普段から紅茶を愛飲しているし、なにより午後の休憩時間の癒し!ここで挽回しようと私は心の中で腕まくりをした。
慎重に素早くを心掛けて紅茶を準備する。ボスがその間ずっとこちらを見ていた気がするけど、気のせいだと思うことにした。こーゆーときの思い込みって大事よ!
「で、できたっ…!」
無事紅茶が完成。紅茶に完成なんて使ったことなかったけどとにかくボスに紅茶を届けられる!そしてこの部屋から出られる!そう思った直後だった。
「ゔぉ゙ぉ゙ぉ゙い!ザンザス!!」
「っきゃあ!」
がちゃーんばりばり。そんな音がして粉々になった。
「………」
あ、やばいよ死ぬかも…!ボスの目真っ赤だもん!っていつもか!
----------
ボスは女の子が大好きでそれを邪魔したカス鮫に殺意を抱いているよ!