※年齢操作
※ぬるくエロ
「旦那さま、ご飯にします?お風呂にします?それとも私?」
玄関で俺の帰りをナマエが待っていてくれたらしい。ガチャリと仕事帰りの体には多少重く感じる扉を開けば、玄関マットの上で小さく正座をしているナマエの姿があった。俺が帰ってきたのを足音か何かで察知していたらしいナマエは、上目使いで俺を見上げて「おかえりなさい、」と微笑んだ。
「あ、ああ…」
少し様子が可笑しいナマエに首を傾げつつも、とりあえずかばんを置き、背中を向けて靴を脱ぐことにした。そうしたら、後ろでナマエが立ち上がる音がして、背中に体温が重なる。「っ!?」胸に腕をまわされてぎゅう、と身体が押し付けられた。背中には、まさに、あの、女特有のふくらみが当たっている。
「渡くん、ご飯とお風呂と私。どれを選んでくれますか?」
切なげに聞こえたその声に、その台詞の大胆さに、俺は驚いてぱっと振り替える。すると首まで真っ赤にしてうつむくナマエがいた。なにコイツすげぇかわいいんだけど。こんな台詞は言われるわ、こんなえろっぽい表情されるわで俺の中の本能がむくむくと大きくなっていく。(……食べたい…)もちろんナマエを。いいのか?と一応の確認を取ると、ナマエはこくりと頷いた。その仕草すらいとおしくて、すぐに抱き寄せる。
「わり、俺…汗臭いわ、多分」
「んーん、わたし、渡くんの汗のにおいもすき」
「っばか…んな可愛いことばっか言ってんじゃねーよ」
あまりの可愛さに堪えきれなくなって、首筋をぺろりと舐めると、ぴくりと身体が跳ねた。今日はすげー感じてるな、と囁くと、いじわる、しないで、って泣きそうな声でいうもんだから、大人な態度でナマエに触れようとしていた俺の理性は呆気なく崩壊した。玄関でことを最後までしてしまうという、思春期の我慢が利かない男子学生か!とツッコまれても何も言い返せないことを成し遂げてしまった俺は玄関でぐったりとするナマエを見て自分のした事の重大さに気付いた。
「わ、悪い…!俺、…!!と、とりあえずべ、ベットに…。」
脱がすのももどかしくて、たくしあげたままだったTシャツをちゃんと下ろして、ナマエを抱き上げた。慌てる俺を見ながら、ナマエはセックス後のやけに色っぽい顔でそんな渡くんもすきだよ。と笑った。
title僕の精