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最近男鹿くんと仲良しになった。前までは本当に怖かったのだけれど、古市くんを介して話すようになったら、男鹿くんは噂に反して普通な所もあって、そんな感情綺麗さっぱり無くなってしまった。


「ミョウジ、帰るか?」

「うん!…あれ、古市くんは?」


いつも男鹿くんと一緒の古市くんが見当たらないのでそう聞くと、男鹿くんはああ、あいつならバイト。と言って、下駄箱に向かった。そっか、バイトかぁ〜………え!?ってことは男鹿くんとふ、ふたりきり!?あ、ベルくんもいるけどもね。


急な展開に私の頭は追い付かない。な、なんかドキドキしてきた。男鹿くんが何やってんだ?と怪訝な顔をしているので慌てて私はその背を追った。




「…ミョウジ、緊張してんのか?」


歩き始めて早々に核心を突いた質問。私は嘘ついたってしょうがないと思って頷いた。

「…ちょっとだけ」

「へーそうか…」

そう言った男鹿くんは何故だか少し嬉しそうだった。

「ん…つーかさっきからいい匂いしねえ?」

「いい匂い…?あ、私のリップかも…イチゴの臭いな、の…」

「あーまじだ。」


目の前には男鹿くん。屈んだ男鹿くんに、クン、と匂いを嗅がれて私は硬直する。声を上げる暇もなく事件は起こった。


「あだっ!」

「うおっ!」


ベルくんが暴れて…私の唇が、男鹿くんの、おでこに…!


「い、今………」

「わ、悪い!」


その後は二人とも黙ったまま帰り道を行った。私はさっきの事故ちゅーが起爆剤になって男鹿くんにどきどきしっぱなしの心臓が悲鳴をあげていた。男鹿くんもはじめは少し顔が赤いように感じたけど、自分のことでいっぱいいっぱいで確かなことはわからない。


私の家の近くまで来て、男鹿くんが、


「あーさっきのことだけど…」

と切り出したので私は恥ずかしさで俯く。男鹿くんは頭をかきながら珍しく小さな声で「嫌だったか…?」と言った。


「あ、…えっと…」


まさか、嫌じゃないよむしろ嬉しかったかもしれない…!なんて馬鹿正直には言えなくて口ごもる。


「俺は、嫌じゃなかった…つーか…」



ずるいし勝てない


うれしかった、と言ってくれた男鹿くんに、私は降参して白状するしかなさそうである。



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titleにやり

男鹿がだいすき過ぎてかけねぇえええ
誰か男鹿とどうやっていちゃつけばいいのか教えて下さい


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