TB12話あれこれ※ネタバレあり
2011/06/20 00:04

興味深い回でした。面白かった。
信頼って一体何なのか、真剣に考えてしまった。

個人的には、バーナビーの傍若無人ぶりに(愛の)鉄拳を
顎下からお見舞いしてやりたい気分でしたが、
結局、虎徹とバニー2人とも、まだ対等の位置から
お互いを信頼していたわけではなかったんだなと思いました。
2人とも上から目線だったというか…。
年長者ゆえに年下への心配が高じて信頼が後回しになってしまったり、
半ば見下していた相手を信じたくなった戸惑いから、相手との距離感を
図り損ねてしまったり(相手も心境の変化に戸惑っているかもしれないのに)。
信頼するのは思い込みでもできるけど、信頼されるっていうのは
それに足ると相手に認めてもらわなければ…
とバニーを見ていて痛切に感じました。

直前に「ジェイクを目の前にして冷静でいられるかわからない」
と虎徹に打ち明けておきながら、次には敵地に単身で乗り込む自分を
「信じて下さい」とか、お前それ虎徹の性格考えたら心配しちゃうだろ。
わかれよ。とバニーに対して理不尽な気分にもなりましたが、
今考えてみると、折紙くんを羨ましく思っての発言だったのかな…とも思ったり。
何話か前で虎徹に「お前はもうヒーローだ」と言われ、
「僕がヒーローとしてできることは…」と恐怖心と闘いながらもまっすぐ返した折紙。
バニーは折紙を先輩とか言いつつ、ヒーローとしては格下に見ていなかったとも
言いきれないので(たぶん意地悪とかではなくランキング主義者ゆえに)、
そういう人が、相棒虎徹の信頼を得ているように見えたことに、
羨ましさとか焦りとか少しの妬みとか、なんか複雑な感情がこみあげてきたのかもしれない。…半分妄想だけど。
虎徹を信じようと思うに至ったのは、虎徹が歩み寄ったからだけでなく
バニーが自ら歩みより心を開いたからだと言う事にバニー自身は気づいているのか…。
抱いた事のない感情に折り合いをつけるのは難しいかもしれないけど、
虎徹も苦しい中頑張ってるから、バニーにも死ぬほど苦しんで頑張ってほしい…。

当のこてっちゃんICU直行だったけど、絶対大丈夫だと思っている。
万が一にも死ぬなんてことは無い。だって主人公だから。
このアニメは、主人公の死亡でドラマを盛り上げようなんて姑息な手段を用いなくても
十分面白いって信じているから。
…信じているんだっつーの。ちくしょう泣きたい…(/_;)

ジェイクさんは相手の思考を読んでいる節があるけれど、
虎徹はそれに気づいているんだろうか…。
「全部聞こえてる」とか載っていないはずの名前を呼ばれたりとか…。

スカイハイさんは超かっこよかった!
その爽やかさ王道さに比べ、報道側のドブ臭さったら。
アニエスの存在は視聴率主義への痛烈な批判だと思っている。もっとやれ。

ああもう書きたいことだらけでだんだん何が書きたいんだかわからなくなってきた!
支離滅裂でごめんなさい。





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