頑張っているキミが好き (2/4)


いつも通り玄関の鍵を開ける。
すると、いつもとは違って灯りが点いていた。

もしかして、帰ってきた…?

そう思うともうダメだった。
鍵を閉めると靴も脱ぎ散らかし、私は走ってリビングの扉を開けた。

「国光っ…!」
見えた彼に抱き付いた。
すでに涙腺が崩壊している私に少しだけ驚きながらも、ただおかえりとだけ言って抱き締め返してくれた。

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