才女と野獣 (2/5)


そしてついにやって来た土曜日、リコ宅に由起奈と火神、そして火神に無理矢理連れて来られた黒子がやって来た。
土日の2日間を使う計画なので、3人とも泊まりである。

「さて火神、我が学年の首席を呼んできたんだからもう赤点なんて取らせないから覚悟しなさい!」
「何でカントクが威張ってるんすか…」
「随分かわいい方なんですね、首席と言うからにはもっとガリ勉タイプの人を想像していました」
「お世辞が上手なのね、ええと…」
「黒子テツヤです、初めまして」
「初めまして、桐島由起奈です、じゃあこちらがリコの言ってた火神くんね?」
「そうよ」
「よろしくお願い…します」
「よろしく、じゃあ早速だけど英語から始めましょうか」

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