熱く、燃えている…夜空の、オリオン……
あんな…風に……
ハートの、炎の、赴くまま…
生きれば、いい………


ザッザッ
「…誰だ?」

「俺だ…、砂月だ」
「砂月…」


今の…砂月の持ち歌『オリオンでSHOUT OUT』を
歌ってるのを聴かれたくなかったな。
まあ、恥ずかしいだけだが…。


「お前は…俺が怖くないのか?」

はあ………砂月は何でこんなに…
「砂月は俺に怖がられたいのか?」

「そんなことはねぇが…」
「だったら聞くなよ、砂月」

「むしろ惚れてるっつうの……
カッコいいし、何と言っても歌が綺麗だ。
気持ちの入った歌を聴くのは好きだから、な。」


「…〜!!お前っ」


何だっ!?
いきなり近づくなよ、砂月!!


…………………
「…砂月?どうした??」


プシュ〜ッ
「へ?さ、砂月!?」






「って夢を見てさ〜…」
「へ〜、俺も見てみたかったかも(笑)」

あの砂月がね〜…
なんて、翔と話している。



ガチャッ
「夢じゃ、ねぇ………」

「砂月!?眼鏡はどこに??」
「那月に変わってもらったんだ…」

「変わってもらった、ってそんなこと出来んのかよ!?」




まるで赤い薔薇のような
(可愛い弟。)
(〜!!もう弟とは言わせねぇ!!!!!)





prev|next


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -