0.Prologue  [ 1/14 ]









ずっと私は、貴方の元に嫁ぐために花嫁修業をしてきた。

器用に何でもこなす貴方の元に行っても、恥ずかしいことのないように。



『アイドルになる』という夢を叶えるために行った早乙女学園。

そして、貴方はアイドルになった。


貴方のその夢の後押しができるように。

私も、そのために頑張った。



たとえ貴方が、―――私のことなど見ていないとわかっていたとしても。







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