「昼間に見たホラー映画がマジで怖かったから、今夜一緒に寝てほしい」
子供みたいな理由で家に訪ねて来たこの男は、幼馴染みの弘輝。なんの腐れ縁なのか、同じ大学に進学し、上京して住み始めたアパートまで同じという間柄だ。
「つまり、眠れないアンタと添い寝しろってこと?」
「そう!頼む…っ!」
「バカなの?」
「頼むよ!マジで怖かったんだって…!」
両手で拝みながら必死にそう懇願する弘輝に溜め息を付いて、それでも仕方なく家の中に迎え入れてしまったことを、あたしはいま物凄く後悔している。
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「あぁあん…ッ!弘輝…っ、やめ…て…ッ!んん…っ!こ、こんなの、添い寝じゃ、ない…ッ!」
「添い寝だよ。並んで寝てるじゃん。まぁ、大人の添い寝ってやつかな」
ベッドの上で横向きになったあたしは、背後から弘輝に片脚を持ち上げられ、硬くなった弘輝を受け入れていた。
「蜜柑んナカ、あったかくてすげー気持ちいい」
「やぁあ…っ、う、動いちゃ、だめ…ッ!あ、あたしたち…っ、ただの幼馴染み、でしょ…っ!」
角度を変えながら内壁をズンズンと擦ってくる弘輝。状況に混乱しながら、あたしは必死に抗議するが、弘輝の腰の動きが止まることはない。
「ま、待って…ッ!は、話を…!なんで、弘輝とこんな…っ!ひぁあ…ッ!」
「あ、悪い大人だねぇ。Gスポットなんて、誰に習ったの。高校のとき初めて付き合ったアイツ?」
「や、やめ…ッ!ソ、ソコ擦るの、ダメ…ッ!」
「ムカつくなー。俺が留学してる間に付き合ってたんだよね?人の気も知らないで」
「ひぁ…ッ!だ、だめだめ…ッ、激し…ッ!そんなしたら、イ、イっちゃう…ッ!あぁあ…ッ!」
昇りかけた寸前の所で、弘輝は腰の動きをピタッと止めた。弘輝をナカに満たしたまま、奥の方がキュウッと切なくなる。
「やっぱ他の男に開発されたトコでイカせたくないわ」
そう呟きながら体位を変えられ、正常位で向き合うと、恥ずかしくなって顔を横に反らした。
「あのさ、同じ大学入ったのも、同じアパートに住んでんのも、偶然じゃないから」
「え…?」
「俺が何年、蜜柑のこと想ってたか知ってる?」
その言葉に何かを返す暇もなく、強引に唇を重ねられる。入ってくる舌に戸惑うと、窘めるように、あたしのナカを満たした弘輝が動き出した。
「んんん…ッ!ふ…っ、んんぅ…っ、ん…っ、んん"…ッ!」
キスの隙間から唾液が頬を伝う。最奥をトントンと突いてくる弘輝の動きが、背筋を通ってリズミカルに脳まで伝わる。
だんだんとゾクゾクと粟立ってくる身体に怖くなって腰を引くと、確信したように弘輝の動きが激しくなり、ズンズンと奥を責められた。
「ひぁああ…ッ!お、奥、そんな突いちゃ、ダメ…ッ!あっ、あぁああ…ッ!待って、こ、こんなの、知らない…ッ!」
「初めてのポルチオイキ、俺にちゃんと見せて」
「ふぁああ…ッ!な、何これ…っ、だめ、こんな、深くイクの、待って…ッ!ひぁあ…ッ、ああ"ぁああーー…ッッ!!」
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「一体どういうことなの…」
散々抱かれた後、ベッドの中で満足げにあたしを抱き締める弘輝に問い掛ける。身体はクタクタでもう眠ってしまいたいが、意味がわからない展開に聞かずには寝られない。
「たくさんイって疲れてるんだから、このまま寝ていいのに」
「いや、だから、意味わかんないんだってば」
「まだ意味わかんないなら、もう少し添い寝する?もちろん、大人の添い寝だけど」
そう微笑する弘輝は、見たこともない甘い顔であたしを見つめている。まるで、恋人を眺めるかのような優しい瞳に、あたしはカァっと頬が熱くなった。
End
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