1/6

名前変換

「何お前、また来たの」

「また来たのって、桂ちゃんってばなんですぐそういう迷惑そうな顔するの」

「迷惑だからだろ。蜜柑みたいなガキに色仕掛教えるなんて」

「ガ、ガキじゃないし…!」

「悪いけど、今日これから任務なんだよな」

そう言って、桂ちゃんが頭を掻く。

"任務"というのはあたしたち一族が受け継いできた忍術を使った仕事のことだ。

特に優秀な桂ちゃんに来る任務は、国家機関に関する諜報活動とか重要なものが多い。

「あ、そうなんだ。じゃ、あたし、出直すね」

「いや…、ちょうどいいし、アレやるか…」

「アレ…?」

頭にハテナが浮かぶあたしを余所に、桂ちゃんは地下の部屋へあたしを案内した。

そして部屋に入った瞬間、あたしは首の後ろに受けた衝撃とともに気を失った。
[ 1/6 ]

←Prev | 目次 | TOP | Next→

×
「#溺愛」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -