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その後、大丈夫?
21:03



21:10
もう大丈夫!
ご心配お掛けしました!


スマホのメッセージを見ながら、心が躍る。

秘かに憧れていた黒石くんからのメッセージ。しかも、あろうことか、今日は家まで送ってもらってしまったのだ。

あたしをおぶってくれた背中は思ったより広く、腕も細いのに力強かった。ドキドキしっぱなしだったあたしの心臓の音、聞こえてなかっただろうか。

ふわふわして、なんだか夢みたいだ。

しかし、目を瞑ると、同時に今日あったことを思い出す。

まだ残る下半身の感覚に、震える身体を抱きしめる。

夢や妄想にしてはリアルだった。あの時、美術室にはあたし一人しかいなかった。だけど、あたしは確実に誰かに抱かれていた。
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