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「学校でするのって、イイんですよね。緑野先生も昔やりました?」

「や、やるわけないじゃないですか…!」

愉しそうに話す有馬先生を睨む。
何を考えてるんだ、この人は。

「学校でシた事ないって、人生損してますよ。まぁ、緑野先生、マジメそうですもんね」

「こ、高校生にはまだ早すぎます…!」

「ふーん…。俺は愛してりゃいいと思うけど」

サラッと言ったその言葉に絶句する。

有馬先生は苦手だ。

清潔とは言いがたい無造作な髪や無精髭、こちらを小馬鹿にするような上から目線とやる気のなさ。

生徒に対して見本となる大人であろうという気配が微塵もなく、同じ教師として疑問しかない。

今の発言も、正直、人格を疑う。

「つーか、若いってイイっすね。ほら、アイツ、あんな必死に腰振って」

「そ、そういう事言うのやめてください…!」

「いや、ああいう一生懸命なの、大人から見ると新鮮じゃないすか」

「知りません…っ!なに生徒の行為をジロジロ観察してるんですか…!」

「そんな事言って、緑野先生も見てるじゃないですか」

「……っ!」

「しかも、頬どころか耳まで真っ赤」

そう言われて、慌てて耳を隠す。

「あんなガキの行為に狼狽え過ぎですよ」

「だ、だって…」

「なに純情振ってるんすか。緑野先生可愛いから、彼氏とかにもっとエロい行為させられてるでしょ」

「さ、させられてません…!」

「え…?」

「そ、そもそも、あの行為をイイと思ったことなんて…」

そこまで言いかけて、慌てて口を抑えた。
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