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その日の夜。

お風呂上がりに念入りにストレッチ。代謝もアップするって言うし、むくみにも良さそうだし、少しでもダイエットに効きそうな事はやらないと!

「手伝おっか」

前屈をしているとそう言って大翔が背中を軽く押してくれた。こんなふうに優しい彼氏に対して、太ってしまった自分が情けない。

「ありがとう」

ストレッチを終えて大翔にそう言うと、ちゅっと優しいキスをくれた。

「ちょっとぐらい、太っててもいいのに」

「そんなこと言って大翔が甘やかしたら、あっという間にぶくぶく太っちゃうんだから。そしたら困るでしょ」

「困んないよ。蜜柑は蜜柑だし、変わらす愛せる自信ある」

そう言って、大翔は何の疑問もないような澄んだ目であたしを見ながら頭を撫でた。

…なんでこの人、こんなにあたしを愛しているのだろう。(超絶幸せだけど)

「でも、あのスカート気に入ってるんだもん。大翔が買ってくれたやつだし」

「あー…。確かに…。あれ似合ってて可愛いかったよね」

「でしょ!あたし絶対痩せて着る!」

語気強くあたしがそう言うと、大翔は数秒考えて何か納得したような表情をした。

そして次の瞬間、ぐるっと視界が反転して、あたしは押し倒されていた。
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