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「着いたよ、大丈夫?」

「え…、ここ…」

直人に腰を支えられて、力の入らない脚でなんとか着いた場所は、ラブホの一室だった。

ナカの玩具の異物感、おぼつかない脚、そして、こんな物を入れて街にいる恥ずかしさに、下を向いて必死に歩いていたから気づかなかった。

本当は駅ですぐトイレに行こうとしたのだ。
だけど、休日の女子トイレは混んでいて、出口の外まで長い列ができていた。

「大きい駅だから混んでるね、女子トイレ」

列を見ながら、直人があたしの腰を抱き寄せる。と同時に、ナカの玩具が動き出した。

「や…ッ!だ、だ…め…っ!」

「このまま最大に上げたら、あの長い列並ぶの耐えられる?」

「な…っ」

「無理だよな。そんな意地悪しないから、もうちょっと付き合ってね」

そう言って、にっこり笑いながら直人は玩具のスイッチを切った。

あたしは大人しく従うしかなかった。
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