都塵



祝詞
我が誓約の命、葦牙が為、使い果たさん
調整者…浅間健人

No.109、泡沫
総てを視た為総ての鶺鴒の能力が使える
調整時に葦牙と婚ぐ事が出来なくなった
彼女を不憫に思い、高美が逃した

本当は、わたくしは廃棄される筈でした
ですが御中が、
規格外の鶺鴒も一興、と
所詮は駒でしか無いのです
108羽はそれぞれ、その総てが総て幸せには成れない
No.1(美哉)。貴女なら解るでしょう?

「…何故、かな」

「何で、家族達(みんな)は


・・・・
こんな事しているの!!」

「絶対、――止めてみせる」


本当の、最後で、最期の鶺鴒

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