黄瀬と同級生5

[ 5/64 ]

「あなた、黄瀬くんのなんなの?」

「近所の犬と遊んであげてるお姉さんかな」

「は?ふざけてるの?」

「そういうあなたこそあいつの何?」

「わたしは彼の恋人よ!」

りょーたっす!りょーたっす!りょーたからの電話でなきゃソンソン

「へー。あ、涼太から電話だ。」

ポチ

「ちょっとどこいってんすか!なんで俺のこと置いていくんすか!ばかっ」

「お前女子かよ。めんどくさいな」

「ちょ、ちょっと私との話終わってないわよ!」

「そう言えばあんたの彼女って言ってる人そばにいるけど?」

「は?いやいや、彼女なんていないっすよ。なにいってんすか?さては俺にかま」

ぶちっ

ぷー。ぷー。

「えっと、あいつ彼女いないって。自称カノジョさん?」

「ああああ、あんた!黄瀬くんからの電話をぶちぎりするなんて。。。!」

「犬は調子に乗せるとダメだからね。これも躾だよ。」

聞きたいことだけ聞いたら切る同級生

prev next
back
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -