黒尾とトモダチ

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きっかけは何だっただろうか、今はあまり覚えてない。
なにかの時に泥酔した黒尾を押し付けられ、返すことも出来なくなったから一人暮らしの家に上げ、床で寝かせた。
別にそこまではよくある話だからいいのだ。
その次は終電を逃してしまい、タクシー代もないから泊めて欲しいというメールを貰った30分後に気付き、慌てて泊まることの許可とご飯を提供した。
その次の時も似たような感じ、その次も、その次も。
そのうち終電ないや。あいつの家近かったよな?よし、いこー。ぐらいの気持ちでくるようになられた。
最初こそどうぞどうぞ。困った時はお互い様だ、なんて受けい経ていたがしばらくしておもったのだ。
アイツ来る回数多すぎないか?って
それからいつのまにかあいつの私物が置かれるようになって、着替えの服や下着なんてあたりまえのように常備されてて
おかしいだろ!って声を上げた時には既にとき遅し、いいように使われていたのだった

このあと黒尾を含めた体育館組でわちゃわちゃみたいなお話

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テーマ「人外ファンタジー」
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