好奇心の塊の女の子と青道

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「倉持。私は今日、青道の野球部の裏の姿に迫ろうと思う」
「いきなり意味分かんねぇこと言ってんじゃねぇよ」
「おい、私先輩だぞ。しめるぞ」
「す、すんません」
「分かればいい。まぁ、今日の夜ちょっと楽しみにしててよ」
「はぁ。」



「たのもー!この寮にあるエロ本の捜索をしに来た!先輩命令で後輩に拒否権はない!同期の奴らもおとなしく従わないと恥ずかしいあのことをいっちゃうぞ」
「裏事情ってそういうことだったんすか?!」
「しかし私は鬼じゃないのであと5分だけ君たちに隠す時間を与えようじゃないか!」
「どけお前ら!!」
「お前のはいいだろ!!俺のほうが見つかったらやばいやつなんだよ!!」
「先輩優先だ!!」
「こんなときに先輩後輩はないっすよ」
「ここまでいい反応するとは思わなかったよ・・・・。これで今から冗談とか言えないわ」

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