紫原と彼女

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「とりっくおあとりーと!」

「どこから突っ込むべきか迷うけどといあえず、もうじき過ぎてますよ」

「だってハロウィンとき会えなかったじゃん」

「そうだね。淳くんがバスケの試合でいなかったから会えなかったんだよね」

「なにそれ。まるで俺が悪いみたいじゃん」

「いや、悪くはないけど理由はあつしくんにあるよってこと」

「ないし。お前が試合のところまで持ってこないのが悪いんだし」

「むちゃくちゃ言うなこの食いしん坊!あんたの試合会場遠いんだよ!」

「そんなのしんないしー」

「こっちが知るか!」

「それでも俺の彼女なわけ?」

「彼女がかならずハロウィンにお菓子上げないといけないって誰が決めたどこのルールだよ」

「俺が決めた俺のルール。」

「え?何当たり前じゃん?みたいな顔してるの?俺ルールなんか知らんわ!!」

「・・・・」

「そ、そんな顔で見てもないものはない!」

「じゃぁ、・・・・お前のこと食べるよ?」

「明日たくさんケーキ作ってきます!」

「クッキーもね」

「くそうっ・・・・!」



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