リヴァイとぺトラの姉

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「リーヴァイ!」

「おい、てめぇなにしやがる」

「背中を強く突き飛ばしただけだよ。それでリヴァイがふらついた。こけなかったのが驚きだね!」

「削ぐ」

「うはは、怖い」

「思ってねぇだろ」

「うん、思ってない」

「・・・・。」

「そんな怖い顔しないでよ」

「・・・・。」

「ごめんって」

「はぁ・・」

「ため息つくと幸せ逃げちゃうよ?」

「アホか。そんなんで幸せが逃げてたらとうに俺は不幸にしかならねぇよ。主にテメェとハンジのせいでな」

「うわハンジ分隊長何してるんだ。リヴァイ兵長さまを困らせるなんて罪深い人だ」

「半分はてめぇだ。」

「えー、なんでー?」

「毎度毎度しでかすからだろ」

「人類のために頑張って研究してるんじゃないか。戦闘力だって申し分ないだろう?人間としては」

「そうだな」

「・・・・ねぇ、リヴァイ」

「なんだ」

「あたしが、もし・・・・だったら・・・」

「なんだ?聞こえねぇよ」

「いや、何でもない。これはエレンに失礼だ」

「なんだか知らねぇがお前がそう思うならそうなんだろうな」

「うん。どんなに弱くても、あたしは人間として人間の弱い力で精一杯戦うよ」

「そうしろ。」

「うん、そうする。そんで最後まで生き残るからさ」

「そう言う奴がさっさと死ぬんだ」

「舐めるな。あたしは死なないさ。死ねないさ・・・」

「・・・。」

「妹の、ぺトラの分も生きるって決めたから」

「そうか・・・」

「だから、あんたも生き残ってね。あの子のために・・・」

「死ぬ気なんかない」

「そうでなきゃ困る。あんたのことはあたしが命に代えても守ってみせるさ、それがあの子の願いだ。だから、あたしに死んで欲しくなかったら死にそうになるなよ、人類最強のリヴァイ兵長さん」

「ああ」

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ぺトラ姉が精一杯ぺトラの死を乗り越えようとしていてリヴァイの背中も押すという話
ぺトラ姉が言おうとしたのは「自分もエレンみたいに怪物だったらぺトラを守れたのか」ということ
だけどエレンが怪物のせいでどんな目にあっているのか知っているのでそんなこと言うのは失礼すぎると思って言わなかった。

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