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  リヴァイ兵士長好きに10の質問!〜元帥に答えていただきました〜



※リヴァイと名前が交際中


「はいエレン!」


「え、ハンジさん、これは…」


「これ、名前に聞いてきてくれる?」


「俺が、ですか?」


「そっ!名前だったら休憩してるはずだから!」


エレンも休憩していいよ〜、と気の抜けるような声を出しながらハンジの背中は既に遠い。
きっと愛しの巨人たちに会いに行くのだろう(いつもよりも楽しげなその背中が証拠だ)。


〜 リヴァイ兵士長好きに10の質問 〜


「…というわけなんですが」


『ハンジさんも困った人だな…』


用があるなら自分で来ればいいのに、と苦笑を浮かべながらエレンの分もコーヒーを入れた名前に、エレンは小さく頭を下げる。
それで?、とソファに隣り合って座った名前は、エレンからの質問に答えようとしている。
彼女の入れたコーヒーを一口飲んだエレンは、ハンジに押し付けられた紙に書かれている項目を読み上げた。


1・リヴァイの身体的特徴で、どこが一番好きですか?


『身体的特徴?…意外と筋肉があるところ、かな』


「筋肉?」


『すごいムキムキなんだよね…どおりであの体重だなって納得した』


「(名前さん…見たことあるんだ…!)」


2・リヴァイの事を好きになったシーンは?


『好、きになったシーン…』


「(あ、顔赤い…可愛い…)」


『…ほ、保留で』


3・リヴァイのどのセリフが一番すきですか?


『セリフかぁ…オルオさんが真似するから素敵だったセリフもそうじゃなくなってくるし…』


「…名前さんってナチュラルに毒舌ですよね」


『そう?』


4・リヴァイとミカサ、どっちが強いと思いますか?


『リヴァイさんじゃないかな。やっぱり男女の力の差はあるだろうし…リヴァイはスピードもすさまじいから』


「ミカサも強いけど、やっぱり兵長のほうが凄いんですね」


『ミカサちゃんもあれだけできれば相当なものだよ(あ、リヴァイ来た)』


5・リヴァイともし家族だったとしたら、どの位置が良いですか?


「旦那様だろ」


「うわあっ!り、リヴァイ兵長いつの間に!!?」


『少し前からだよ、エレン』


「てめぇはもう少し気配に敏感になれ」


「す、すみません…(てか兵長が答えちゃったけど…良かったのかな)」


6・リヴァイを動物に例えるとしたら何?


『黒豹』


「クロヒョウ?」


『あ、もしかして見たことない?』


「!はい!壁の外の生き物ですか!?」


『そうだね…生息地は結構広いから、もしかしたら見れるかもしれないよ』


「クロヒョウ…」


7・リヴァイと一日だけ体が入れ替わったとしたら何をしますか?


『思いっきり寝る』


「寝るのか」


『最近あまり寝てないでしょう?気付くと眠そうにしてるから』


「(名前さん…兵長のことよく見てるんだなあ…)」


8・リヴァイに一つだけお願い事が出来るとしたら、何をお願いする?(聞いてくれる保証はありません)


「何かないのか」


『うーん…じゃあ、疲れてるときはちゃんと休んでください』


「休んでるだろうが」


『私を抱えたままじゃ疲れとれないでしょう?』


「いーんだよ。そっちのほうが寝れる」


「!(う、羨ましい!)」


9・リヴァイは貴方にとって何ですか?


『大切な人、です』


「……」


「(あ、リヴァイさん顔赤い)」


「見てんじゃねぇよエレン」げしっ


「いっでえ!!」


10・リヴァイについて愛を叫んで下さい。


『さ、叫ぶの?』


「…そう書いてあります(ってぇ…兵長…治るからって俺の扱い雑…)」


『ぇー、と…好きです!リヴァイさん!』


「俺は愛してる」


さらりと返してきたリヴァイに、名前は顔を真っ赤にするしかなかった。



(…あまい、とても甘ったるい)
(ふふー、リヴァイ、名前と想いが通ってから遠慮がなくなったからね!)
(あ…やっぱり付き合ってたんですね…)
(残念だったねーエレン)
(!?////(まさかバレてた!?))
(バレバレだよー)

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