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  FGO(ほんのりbsr)01+設定



本カルデアにはマスターが2人居ます。
男マスター:藤丸
女マスター:リツカ
2人は双子設定で進めていきたいと思います。
「人類最後のマスターって設定なのになんで2人居るのムリィ!」という方は申し訳ありませんがお引き取り下さいませ。



「何故だ…何故、」

嗚呼…

「何故、俺をおいて…!」

申し訳、ありません

「共に、傍にいると誓っただろう!!」

もう、体が、うごかないのです

「逝くな!お前はまた…俺に失わせたいのか!!」

どうか、なかないで

「なぁ…頼むよ…頼む…」

まさむねさま、わたくしめは、

「生きてくれよぉ…!」

あなたにおつかえできて、ほんとうに、しあわせでした




 迸る魔力が形作る円環。見慣れたその光の中から現れたのは、アサシンクラスの黄金のカード。期待に胸を躍らせる藤丸とリツカは、ごくり、と喉を鳴らした。
 そうして現れたのは、艶やかな鴉の濡れ羽色の髪を一つにまとめ、顔を仮面で覆い隠した一人の女性。華奢なその体は黒衣に包まれ、更に細く感じられた。

『…サーヴァント、アサシン。召喚に応じ馳せ参じました。微力ではありますが、貴方の手足となりましょう』

 凛とした美しい声。思わず聞き惚れてしまう程の声に、藤丸は頬を染め、リツカは興奮気味に拳を作った。残念ながらその顔は仮面におおわれて見えないが、声だけで十分わかる。このサーヴァントは顔の整った面子の中でもさらに群を抜くだろうと。そして何となくではあるが、声のトーンから感情の起伏が激しい女性サーヴァントが多い中でも、彼女は落ち着きのある優しい女性なのだろうと。この時点で新しいサーヴァントが癒し要員であることが確定した。

「名前は?なんていうの?」

 ここが普通の聖杯戦争でないことは召喚される際に濁流の様に与えられた情報で心得ていた。アサシンはわずかに目を伏せた後、仮面の下で少しだけ悲しい笑みを浮かべる。

『…名前と、そうお呼びください』

 生涯仕えたかつての主が彼女に与えた、唯一無二の大切な名前だった、




設定
真名:名前
伊達政宗の懐刀であった夢主。しかし、残されている逸話や、カルデアに召喚されている風魔小太郎や織田信長など、戦国時代に顔を合わせていたはずの面々が記憶の中と一致しないことから恐らくここは自分がいた世界ではないことを何となく察している。その察しは正しく、彼女がいたのは“戦国BASARA”の世界であった。故に自分が敬愛し、命尽きるその日まで忠義を果たした主が現れることはないのだろうと考えており、伊達政宗がサーヴァントとして召喚されることに期待はしていない。

基本情報
クラス:アサシン
身長/体重:165cm、50kg
時代:16世紀
地域:日本
属性:中立・善
筋力:C、耐久:D、敏捷:A+、魔力:A、幸運:B+、宝具:A
戦方、スキル:治癒忍術A(全体回復)、心眼(真)A(自身のみ)、月光A+(味方全体の攻撃力アップ、夜のステージの場合自身の攻撃力、クリティカル発生率2倍)のスキルをそれぞれ保持しているバランスタイプ。全てのカードにおいてヒット数が多めで、クリティカルスターも量産できる。逆にBastar選択時は一撃で敵の急所を狙うクリティカルヒット型だが、B枚数が少ないので逃さず使っていきたい。
宝具:『月光よ、彼の路を照らせ』(Art)/対軍宝具
効果:【メリット】敵全体の無敵・回避・強化状態解除、防御力ダウン(3T)、中確率でスタン状態付与(1T)、味方全体に攻撃力アップ(3T)、クリティカル威力アップ(3T)。<オーバーチャージで効果アップ>
【デメリット】自身のHP2000ダウン、防御力20%ダウン(2T)。
カード配分:QQAAB
性別:女性
髪:腰までの鴉の濡れ羽色
睛:瑠璃色
顔:端正な顔立ち。一見冷たい印象を与えるが表情が豊かなのでカルデア内での友好関係は広い。王様組からは「愛い!」といって愛でられる。
服装:黒衣(絵が描けたら…いいなぁ…)
性格、設定:穏やかで波風を立てないタイプだが、マスター(おもにぐだ子)の思い付きに巻き込まれることが多い(幸運B+なのに…)。それに慣れる頃にはいつの間にか姿を消していることも。ちょっとした事情もあり、彼女自身で魔力を生成・変換することも可能。カルデアの電力が好みでないらしく、支給されるものを体内でオドに変換している。基本的に生成は眠っている間のみ行っている。他の英霊たちはそのオドに惹かれて寄ってきてしまうので、気付けば傍にサーヴァントがいる。彼女自身、押しに弱いこともあって甘えられているのがよく目撃される。光の御子がよくくっついているのが目撃されるが、英雄王や太陽王がそばにいることも珍しくない。料理のできるサーヴァントとして度々キッチンに立つ。エミヤとは料理仲間でラッキースケベを狙われているとかいないとか。美しくお淑やかであるためか、円卓に絡まれることも珍しくないらしく、何となくランスロット卿との距離が近いような気がしないでもないらしい。忍であった為、罠を仕掛けたりすることもありロビンフッドに声をかけられることもよくある。
 カルデアに来てから警戒心が薄まったのか、実害がなければそれでよしと思っている節がある。にぶちん。


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