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memo

元帥主で成績通知メール(現パロ)

≪駆逐してやる!!≫
『あ、メール』

彼女の部屋で、彼女と共に期末テストの勉強をしていたリヴァイは、メールの着信を告げるその音に暫く固まった。

「…おい、なんだそのふざけた着信音は」

今の台詞と声、間違いなく後輩であるエレン・イェーガーのものだ。

『ん?んー…分かんない。ミカサの着信音も同じだから、多分ミカサがいじったんじゃないかな』

聞けば少し前にスマホを貸してほしいと言われたことがあったらしく…ミカサを信頼しているのは分かるが、そうホイホイと渡してしまうのはどうかとリヴァイは頭を抱える。
そんな彼に首を傾げたが、彼女はスマホを弄り、先ほど届いたばかりのメールを開く。
内容は、彼女がとっている授業の成績通知だった。

『…あ』
「どうした」
『可哀想…一人だけ落ちてる』
「…運がなかったんだな」

彼女がとっているその授業は、彼女自身にとっては必修ではないが、将来その道に進む人間にとっては、国家試験を受ける上で必須条件になるもので。
彼女を含め、必須ではないのは3人だが、一人は医学部で、恐らくその知識を役立てられる人間。
なぜ理工学部である彼女がその授業を選択したのかは不明だった(実際リヴァイにとっても不意打ちで、同じ授業をとることができなかった)。

『滅多に落とされる授業じゃないのになあ…』
「まあいいだろう、俺達には関係ない」
『、ん。そだね』

そう言って小さく笑った彼女はメールを閉じると、スマホを手放す。
代わりに再びペンをとり、リヴァイと身を寄せ合いながら勉強を進めた。


***
リヴァイさんにぜひとも勉強を教えていただきたい(英語とか壊滅的なんですけど…後微分積分)

comment : 1
1st.Aug.2013


 
comments
 
こんにちは
いつも、嘘花様の小説読ませて頂いています
小ネタ読みました!!
英語って、分かりませんよね…
高校生の頃、"なんで日本人なのに英語を勉強しないといけないんだろう"って、いつも思っていました
でも、今じゃ"やっといてよかったなぁ"と思うときがあります。
嘘花様もいつか、そう思う時が来ます!
ですから、実習や勉強など、今は大変だと思いますが、頑張って下さい!ファイトです
七花 edit
2nd.Aug.2013


 
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