短いので小ネタに(進撃×灰男)
『…似てると思うんだ』
「?何がっスか?」
『北欧神話とこの世界観が』
「北欧神話…俺あんまり詳しくないからよくわかんないっスけど」
そんなに似てるんスか?と首を傾げるリョウに頷く。
『無から巨人ユミルが生まれ、ユミルが殺されてそこからセカイや神々が生まれる…巨人は混沌の時代の象徴、神々は秩序の時代の象徴。神々と巨人が戦う中、巨人が取引を持ち掛けるんだ』
巨人と神の生域を隔てる、巨大な壁を作ってやろう
代わりに月と、一人の女神を巨人に渡してもらう
『巨人は壁を作った…しかし神々は巨人との取引を破る。破ったことで、神々の象徴である秩序が穢された。例え巨人たちの取引に応じ、月と女神を渡したところで、世界の崩壊は免れないから、だから神々は巨人の取引を破った』
穢された世界は、ラグナロクによって燃え尽され、無に帰す
『そして、再生する』
「…巨人ユミル、巨人と神が身を隔てる巨大な壁…」
『全てが一致しているわけじゃない、けど』
これはただの偶然なのか、それとも―――…
***
大学の講義で丁度ここのお話をやってるので…
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12th.Jun.2013
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