ドロドロの愛情
ねえ、君が好き。凄く好き。世界で一番好き。愛してる。君がいないと生きていけない程に溺れているんだ。
好きだよ、と。
手の甲にキスを落とし、 (手の甲は尊敬の意)
好きだよ、と。
首筋にキスを落とし、 (首筋は欲情の意)
好きだよ、と。
腹部にキスを落とし、 (腹部は幸せの意)
好きだよ、と。
足の指先にキスを落とし、 (足の指先は僕の意)
好きだよ、と。
胸にキスを落とし、 (胸は己のモノの意)
好きだよ、と。
頬に、額にキスを落とし、 (頬と額は友情の意)
好きだよ、と。
唇にキスを落とした。 (唇は愛情の意)
さあ、二人で気持ちいい事をしよう。そうして、僕を焼くなり煮るなりなんなりとしてよ。そうして、僕がドロドロになるように愛してください。僕のように。
君は砂糖のように甘い御菓子で、僕はそれに溺れて脱け出せない欲。
さあ、君のその糖分と僕の欲でドロドロになってしまおうよ。
***** タイトルの割りには、思ってたようにドロドロ出来なかった。何故。
20130630
|