「ん・・・・く・・ぁ・・」
「十四郎、気持ちいいでござるか?」
土方さんの個室から聞こえてきた声。
紛れもなく行為の最中だった。
今からおもちゃを買ってもらう子供のようなドキドキを感じる。
忍び足で個室に近づき、そぉ〜っと少しだけ襖を開ける。
するとくっついているトッシーと土方さんを発見。
どうやら2人とも必死のようでこちらには全く気付いていない。
あぁやっぱり土方さんが下なのか。くくっと笑いがでる。
同じ顔が行為をしている光景はなんとも言えない。
2人とも顔を紅潮させ行為に集中している姿を見、ゾクゾクっと興奮の鳥肌が立つ。
(あら、俺のアソコびんびんになってらぁ。)
2人の行為を見ながら自分の一物を触る。
「く・・・はぁ・・・・んっ!」
自分手の中に精液を吐き出す。そのベトベトになった手を見、笑いが込み上げる。
(くくっ・・・俺は何やってんだかねぇ・・・)
もう一度覗くと土方さんはぐったりしていたがトッシーはもう一回と言ってまたヤり始めていた。
そんなトッシーに土方さんは嫌な顔をするも、素直に体を預けている。
俺はその場を後にした。
――その行為はどうやらあの昨晩だけではないらしい。
時々土方さんの部屋から喘ぎ声が聞こえるのを俺が見逃すはずがない。
(このことを旦那に言ったらどうなるんでしょうねぇ)
俺はニヤリと笑い土方さんの個室へと向かった・・・・
END
-------------------------------------------------
あとがき
このあと沖田は十四郎の部屋に言って脅すのかはたまたトッシーとヤっているとこを見に行くのかそれとも・・・
自分でも分かりません(笑)
続きは読者さまのご想像におまかせします!
おまけまで読んで頂きありがとうございました!
戻る