「ふ…ぁ…」
「土方さん、ここ、もうこんなになってますぜぃ。」
「言う…な…ああ!!」

屯所の夜。土方さんの個室で俺は抱いていた。一物を少しさすっただけであんあん鳴いている乱らな姿になってしまったのは紛れもなく俺が調教したおかげ。後ろから土方さんの一物に触り、M字開脚している土方さんの調度真ん中あたりにビデオカメラを置いている。

「土方さん、このカメラからきっと丸見えですぜぃ。」
「言う…な、」
「これね、ただ撮ってるだけじゃないんでさぁ。」
「…?」
「このカメラ、実は向こう側の部屋のテレビに繋がっててそれを他の隊士が見てるんでさぁ。」
「なっ…!!」
「鬼の副長がこんな淫らな姿になってるのを見て隊士達はどう思ってるんですかねぇ。」

みるみるうちに土方さんの顔が青ざめていく。絶望したような表情。それがまた興奮を誘ってしまう俺はやっぱりどSなんだなと思った。

「総悟てめぇ…叩っ斬るぞ!」
「そんな余裕言ってられるのも今のうちですぜぃ。」
「あ、うあぁぁ…」

上下の動きをもっと早くする。先走りをしている一物はもう限界が近いようだった。
俺は土方さんの耳元に顔を近づけささやく。

「この映像隊士も見てますがね、きっと一番前で近藤さんも見てる。」
「!!あっ…!!」

近藤さん。という言葉を聞いた途端思い切り精液がどぴゅっどぴゅっと飛び出した。
そんなに近藤さんのことが好きなのか。嫉妬のような怒りを覚え体が小刻みに震える。しかし土方さんの前では余裕を持っていたいというプライドの方が強く、何事もないかのように嘲笑った。

「はっ、近藤さんの名前を出したらイきやがった。そんなに近藤さんのことが好きですかぃ?きっと向こう側で近藤さんも喜んでるにちげぇねぇ。」
「だまれ…」

俺と土方さんは付き合っている訳ではない。
一ヶ月前、俺は土方さんの口から「近藤さんが好きかもしれねぇ。」という言葉を聞いた。その夜、土方さんに睡眠薬を入れたお茶を飲ませ犯した。他の男を見るんじゃねぇ、俺だけを見ろと。土方さんが近藤さんと楽しげに話しているのを見ただけで気が狂いそうだった。毎晩睡眠薬や媚薬といったありとあらゆる方法を使って土方さんを調教し、俺無しでは生きられない体にしてやった。もう手足を縛らなくでも素直に足を開いてくれる。これで土方さんは俺のものだ。そう思っていたのに。
土方さんをカメラの見える位置に押し倒し、媚薬を塗った指を蕾へ一気に入れる。

「あああああああ!!!」

急に入れたのが相当痛かったのか、涙を浮かべながら痛い痛いと叫びだす。

「煩い、静かにしろ。」

冷ややかな声でそう言うと、土方さんは鳴くことを止めがくがくと震えていた。

「もうちょっとしたら薬が効いてくるからそれまで我慢してくだせぇ、ね?」

今度は先ほどの声とは裏腹に甘い声で囁く。すると土方さんは目に涙を浮かべながらこくんと頷く。
あぁなんて可愛いんだろう。そう思いながら蕾に入れた2本の指をばらばらに動かす。少しずつ薬が効いてきたのか、可愛い声で喘ぎだした。

「土方さん気持ちいい?みんな土方さんのことみてきっと今頃オナニーしてますぜ。」
「んぁ、そんなこと…いう、なぁぁ…」

一度イった土方さんの一物は再びビンビンになっていた。もう片方の手でその一物をやわやわと優しく触る。

「ふぁっ…も…指抜いて…」
「抜いて、どうして欲しいんですかぃ?」
「総悟の…欲しい…」
「俺の何が欲しいんですかぃ?」
「総悟の…おちんちん…くださ…ぃ」

媚薬の効いた土方さんは理性を失い普通では言わない言葉を簡単に吐き出していた。そんな淫らな姿を見て俺はニヤリと笑い、ポッケから携帯を取り出し、とある人へ連絡をかける。そんな行動を土方さんは不思議そうにみてきた。

「今この携帯近藤さんと繋がってますぜ。」
「え…」

その携帯を土方さんの顔の横に置き、一物をイかない程度に優しくまた扱っていく。また小さく喘ぎ始めた。

「土方さん、『近藤さんのより総悟のおちんちんが欲しい』って言ってくだせぇ。ちゃんと近藤さんに聞かせるように。」
「な…」
「早く。じゃないと入れて上げませんぜぃ?」

媚薬を塗られ、限界が近い土方さんの答えはもう一つしかないでしょう?

「近藤さんの、より…総悟のおちんちんが…欲しい…です…」

悔しさでいっぱいだったのだろう。屈辱的な言葉を発した土方さんは顔を赤くしポロポロと涙を流していた。

「よくできました。」

そう言って土方さんの両太ももの裏を持ち、がっと上に上げ一気に自分の一物を蕾に入れる。媚薬の薬でヌメヌメになっていたソコは容易に入れることが出来た。
最初はゆっくりそしてどんどん間隔を短くしてピストンを早める。

「んぁ…あ、きもち…んぁぁああっ」
「土方さん、土方さんは誰のものでぃ?」
「そ…ごの…ん…そうごのもの…ああああ!!!」

先ほどより多く精液を出した土方さんはそのまま意識を失った。



綺麗に後処理をしてあげ隊服も着せ布団に寝かせる。そして電源の切られているビデオ、携帯を手に取る。そう、元々ビデオも携帯も作動してなかったのだ。うまく土方さんを騙せた俺はくくっと笑う。
あんな可愛い土方さんを他の奴に見せるわけがない。誰も知らない、俺だけが知っている土方さんの姿。その優越感に浸り、今度はどんな遊びをしようかと考えながら土方さんの個室を去った。


「たとえ近藤さんが好きでも、もう俺から逃れることはできねぇ。土方さんは俺のものだ。誰にも渡さねぇ。」



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あとがき

初沖土でございます…!!
どうでしたでしょうか、沖田の鬼畜感でてたかなぁ…?
土方を可哀想な奴にするのが大好きです(笑)
最後まで読んで頂き有難う御座いました!!!






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