はじめに

『お守り』の続編。
一応『お守り』を読んでなくても読めるとは思います。
高杉と銀時が大学の同級生。
十四郎は5歳です。
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携帯の着信が鳴る。

『あ、もしもし高杉?』
「なんだ」
『トシがねー、今から遊びに行きたいって』
「今から・・・」
『あ、やっぱ無理だよね?急だもんね無理無理!てか無理って言って!』
「いや、全然暇だ」
『バカヤロオオオオオオオオオ!!!!』



前に銀時が弟の十四郎を連れてきて以来、十四郎はすっかり俺に懐いた。
それからというもの土日になるとこうやって遊びに来る。
いつの間にか俺も十四郎が来るのが楽しみになっていた。
銀時は嫌みたいだが弟のお願いを断ることが出来ないブラコン野郎だ。

ピンポーンとインターホンが元気よく鳴る。

「晋にぃちゃん!」
「お、久しぶりだな」

先週は来なかったから、会うのは二週間ぶり。
相変わらず可愛い容姿してやがる。

「ったく、なんでこんな奴が良いのかねぇ・・・」
「黙れブラコンそして散れ」
「ほんっとムカツク奴!言われなくても俺は帰りますー」

土日は殆どバイトで埋まっている銀時は、いつも十四郎を連れてくるとバイト先へと足早に向かっていく。
俺にとっては好都合だ。

「いってらっしゃい銀にぃちゃ!」
「おお!んじゃ高杉よろしくな」
「あぁ」

そう言って銀時はバイトへと向かっていった。

取りあえず十四郎をソファに座らせ冷蔵庫からオレンジジュースを取り出す。
十四郎が来るまでは冷蔵庫の中身は酒とつまみぐらいしかなかったのだが、最近はマヨネーズとジュースを常にある状態にしている。もちろん十四郎の為。

「ほら」

コップに注いだオレンジジュースを手渡すと、笑顔でありがとうと言いながら両手で受け取った。
いちいち可愛いなコイツ。
初めて来た時もそう思った。綺麗な黒髪に子供にしては凛としている顔、しかし他の子供とは違う優しいオーラ。いつの間にかこんな小さな子に惹かれていた。そして我慢が出来なくなった。
十四郎に“ヤラシイこと”をしてしまった訳だが、今こうして隣りにいる。俺に懐いている。
あんなことしたのに十四郎がここにいる理由。それは―

「晋にぃちゃ・・・」
「なんだ?」
「えっと・・・んと・・・」
「またシて欲しいのか?」
「・・・うん・・・」

顔を真っ赤にしながら頷く十四郎。
そう。どうやら”ヤラシイこと”が好きになったみたいだ。

「自分で服脱げるか?」
「う、うん」

服のボタンを小さな手で一生懸命とっている。
まだ不慣れなのか、おぼつかない動きで脱ごうとしている姿に興奮してしまう。
上を脱ぎ終わると下も脱いだほうがいいのかと迷っているのか、上目遣いで問うように俺を見る。
そんなことされたら、理性がぶっとぶんですけど。

「下はいいよ、俺が脱がしてやるから」

そう言って俺は十四郎の突起に吸い付いた。
あっと可愛い声を出し始めたのを聞きながら、突起を甘噛みしたり吸い付いたりしていく。そして首筋や頬っぺたを舐め、存分に十四郎の体を味わう。

「チューしたい?」
「う、ん、」
「じゃぁお願いして?」
「晋にぃちゃ、ちゅう、して・・」

あぁもうほんと可愛い。
ちゃんとお願いが出来たことに頭を撫でてやり、十四郎の小さな唇を舐め取るようにキスをした。

「んは・・・もっと・・」
「ん・・・」

顎を優しく掴み口を開かせ咥内を舌で犯していく。
顔を離すと透明な液体が糸を引いた。

「晋にぃちゃんと、ちゅうするの、すき」
「俺も十四郎とするの好きだ」

最初辺りはキスするのも凄く恥ずかしがってたのに、今となってはキス魔みたいになっている。
これも俺のおかげ?・・しかし他の奴ともキスしてたらただじゃ置かないが。

そんなことを考えながらふと下をみると十四郎のモノがきゅうくつそうにしていたのでスルっとズボンを脱がしてやった。
小さく可愛い十四郎のが早く触ってと言わんばかりに上を向いている。
それを片手で固定し、ぱくっと口の中へと入れた。

「ふぁっ・・・!」

すっぽんぽんになった十四郎は羞恥から体全身を真っ赤にし、親指を咥えながら快感を我慢している。
別に我慢しなくてもいいのにと思いつつもその我慢している姿もなかなか良いもので十四郎の顔を見ながらしゃぶり続けた。

「あっ・・・きちゃう・・・!」

そう言った途端俺の口の中に精液が飛び込んだ。

「気持ちよかった?」

中に入った精液を飲み込みそう問うと十四郎は荒い息を抑えながらこくりと頷いた。



「どうする?風呂入るか?」

流石に自分のを十四郎の中に突っ込むのは気が引ける。
まだ小学生にも満たない小さな子だ。俺のを入れたら大変なことになりそうだ。
そう思い俺は毎回自分の欲求を抑えながら十四郎が気持ちよくなったらそこで終えている。

「晋にいちゃんは、白いの、出さないの?」
「え・・」

精液を知らない十四郎はいつも精液のことを”白いの”と言っている。
いつもならこの後一緒に風呂に入りにいくのに、今日はまた痛いとこついてくる質問を・・・

「俺は大丈夫だよ」
「晋にぃちゃんがとおしろぉにしてることしたら晋にぃちゃんも出るの?」
「え?あ、うんまぁ・・・」
「じゃぁこんどはとおしろぉがやる!」
「は!?」

ま、まじで?え、これどうしよう大丈夫な訳?
頭の中がぐるぐるして混乱状態になっていると十四郎が俺のベルトを外しにかかっていた。
ええええ!良いのかコレ!

「え、ちょっと、おい!」

何を言っても無駄で先ほどの行為でびんびんに勃っちゃってる俺の雄が顔を出しちゃった訳で。

「はむっ・・・」

十四郎が俺のを咥えちゃってる訳で。

「うわっ・・とおしろっ・・おいっ・・!」

初めてするフェラにやり方が分からずお母さんのおっぱいを飲むようにちゅうちゅうと吸っている。
ちょっとまじでたんまああ!!下手な感じが、逆にヤバイ・・・・

「口離せっ・・・でるからっ」
「ちゅう・・ちゅう・・」

俺の言葉が聞こえているのかいないのか分からないが、顔を俺のから離そうとするも必死になって離れようとしない。
この感覚が久々過ぎて、あぁ・・も、無理・・・

「くっ・・・!」

俺は十四郎の口の中に沢山吐き出してしまった。
びっくりしたような顔をする十四郎。

「すまん。ほら、吐き出せ」

そう言って手の上にティッシュを乗せ十四郎の口の前へ差し出す。
しかし十四郎はふるふると顔を左右に振り、そのまま飲み込んだ。
おいおいおい・・・・
苦味に顔を歪めて俺に抱きついてくる。
俺的にはすごくオイシイのだがコイツ、無理しやがって・・・

「苦かっただろうが。大丈夫か?」
「晋にぃちゃ・・・気持ち良かった・・・?」

涙目で問うてくる十四郎に心臓は爆発寸前。

「あぁ・・すっげぇ良かった」

そのまま頭を撫でてやると太陽みたいに輝いた笑顔をこちらに向ける。
この笑顔だけでまた元気になりそうな俺を助けて欲しい。

「さて。銀時が来る前にちゃっちゃと風呂入るぞー」
「あーい」

十四郎を抱き上げ、風呂場へと向かった。

「今度はもっと上手なヤり方教えてやる」

十四郎が大きくなった時が楽しみだ。






END
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あとがき
ばんちさまのリクエストで『お守り』の続編でした。
流石に本番はまずいかなと思い(笑)途中までな感じの話で。
小学高学年ぐらいになったらばんばんヤれそry
そしてこの後仲良くお風呂できゃいきゃいしてれば良いな(笑)
ばんちさまのみお待ちかえり可能です!
リクエスト有難うございました!!


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