朝起きて驚愕した。
久しぶりに高杉と会って、そのまま俺の家に泊まった。
その後ピーーーな感じで一夜を過ごして今に至る訳だが。
俺の体は大変なことになっていた。





「たーかーすーぎいいいいいいいい!!!!!!!!」

ぴーすかぐーすか気持ちよさそうに寝ている高杉を土方は物凄い勢いで体を揺さぶり起こそうと必死になっている。
うーんと言いながら起きた高杉は土方の姿をみて目を見開く。

「てめぇ高杉・・・なんかまた変なこと俺にしたろ・・・・・」
「し、してねぇよ!ていうかどうしたそのカッコ・・・俺へのサービスか?」

そう言った瞬間高杉はアッパーカットされ数十センチ飛ぶ。
倒れこみ咽ながら起き上がった高杉の鼻からは血がたらりと出ていた。

「てめぇ・・・こんなことして承知しねぇぞ・・・」
「まてまてまて!!!ほんとに俺は知らねぇ!」

刀に手を添えている土方を落ち着かせようと、止まらない鼻血を手で押さえながら必死に叫ぶ。

「本当にお前の所為じゃないんだろうな・・・・」
「ホントホント!!」

刀から手を離し首を垂らす土方。
その頭には黒い猫耳が生え、お尻からは黒く長い尻尾が生えていた。
その姿にまた鼻血が出そうな高杉であった・・・。



「なんでこんなことに・・・・」
「俺は結構嬉しいかも。その姿可愛すぎ。」

そのまま土方を高杉の方へと引き寄せる。
土方は拒否する元気もないのか、そのままされるがまま。

「可愛いって言われても嬉しくねぇし、こんな姿じゃ屯所に戻れねぇ・・・」

首が垂れ下がったままの土方の首筋に高杉はキスをした。
ぴくっと反応したのが楽しくて、そのままぴょこんと生えた猫耳に息を吹きかける。

「ふぁっ・・!お前なにやってんだ!!」
「あれ?ここもしかして感じるの?」

今度はかぷっと甘噛みすると、可愛い喘ぎ声を出し始める。
甘噛みをくり返しそのまま下がり、今度は土方の唇を甘噛みする

「んんんっ・・」
「ここ、もうこんなんになってますけど?」

そう言って高杉はズボンの上から土方の股間辺りを触る。
土方の一物はズボンを履いていても分かるくらいに勃っていた。

「お前ってホント感じやすいのな。」
「ちがっ・・・なんか耳触られると、変な感じがするんだよっ・・・」

息は乱れ赤くなった顔で上目使いで訴えた姿を見て、高杉の理性はどこかへ飛んでいってしまった。
そのまま土方を押し倒し、昨日使ったまま転がしていたローションの入った入れ物を手に取る。
ズボンを脱がしローションの蓋を開け、手にたっぷりと付ける。
そしてそのまま中指を土方の蕾へと入れた。

「ふにゃぁ!」
「(ふにゃぁ!?!?!?!?!?)」

言った瞬間我に返った土方は手で口を押さえる。
しかしちゃんときっちり聞いていた高杉はニヤニヤしながら土方を見下ろしていた。

「ふにゃぁって何?もしかして言葉も猫語になっちゃってるわけ?」
「違う!俺はそんなこと言ってねぇよ!お前の聞き間違え・・・ぅぁっ!」
「はいはい。そんな言い訳も出来ないようにしてやるよ。」

指の本数を増やし土方の体内を犯していく。
先ほどの猫語がよっぽど恥ずかしかったのか、手で口を押さえ声を出さないように必死になっている。
高杉はもう一度猫耳を噛んだ。今度は甘噛みよりもう少し強く噛む。

「ふ・・・ふぁ・・・」

やはりそこはかなり感度が良いようで、押さえていても声が漏れていた。
それでもまだ足りないようなので、今度は尻尾を掴み引っ張ってみる。

「んあああ!!」
「ふうん、尻尾も感じるんだな。」

尻尾を掴まれた瞬間、手は離れ大きく喘ぐ。
尻尾を引っ張ったままアナルに入れていた指の抜き差しを早めると、土方は感じたことのない感覚を与えられ我慢することを忘れ、喘ぎ続けていた。

「ぁ、んぁ、そこ、引っ張るな・・・んん!」
「なんで?ここ凄く感じてるんでしょ?」
「だって・・・なんか・・変な感じが・・そこ、やぁぁっ」






――数時間後。

散々ヤられまくった土方は元の姿に戻っていた。
一体あれはなんだったのか。
隣りでまたもやすやすやと眠っている高杉を見る。
その時ふと高杉の近くに転がっている小瓶に目が入る。
あれは確か猫耳や尻尾が生える前の夜、高杉がもっと気持ちよくなるからと言って秘部に塗ってきた媚薬。
それを手に取り裏側を見てみる。
すると

“新しい夜を楽しみたい方にオススメ!猫の気持ちになれる媚薬!”



その後高杉がボコボコになったのは言うまでもない。





END

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あとがき。

ベタなネタですがとりあえず十四郎に猫語を言わせたかった(笑)
結局はあの一言だけだったけどそれはそれで良いかなと。

最後まで読んで頂き有難う御座いました!!


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