はじめに。

高杉、銀時が幼馴染、土方が銀時の弟という設定です。


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ピンポーン。ピンポンピンポーン。

何度もインターホンを押す馬鹿がいる。
俺はなんとなくその正体が分かりイライラしながら玄関を開ける。

「高杉ぃいぃいいぃいいい!!!!!」
「おわぁ!?」

玄関を開けた途端飛びつかれびっくりしバランスを崩してしまう。
飛びついてきた馬鹿は紛れもなく銀色の髪をした俺の幼馴染、坂田銀時。
幼稚園のころからずっと腐れ縁で、大学まで一緒というなんとも最悪な腐れ縁。
コイツが来る時はろくな事がない。

「ほんっと一生のお願いがあるんだけど!!!」

パンっと大きな音を鳴らしながら顔の前で手を合わせ、お願いのポーズをする銀時。
てかコイツは何回一生のお願いをしたら気が済むんだ?

「内容を言え」
「実は・・・・・」

そう言って下を向いて何かを探しているように見え、俺もその視線に合わす。
すると銀時の後ろから、ひょっこりと顔を出した男の子。
歳は4、5歳といったところだろうか。
銀時のズボンを片手で掴み、もう片方の手で親指を噛み今にも泣きそうな顔をしている。

「え、なにこのちっちゃいの・・・・」
「俺の弟なんだ。」

可愛いだろ。と言って自慢する姿に、なるほどブラコンね、と理解する。
まぁでも確かに可愛い。銀時に全く似てなくて可愛い。

「で?」
「実は俺今から面接でさ、数時間預かって欲しいんだけど。」
「今から!?」

どうせ暇でしょ?と分かったような口を聞く銀時に腹を立てるが、確かに今日は特に用事もない。

「しょうがねぇな・・・・」

見た感じ大人しそうだしまぁいっかと承諾し、しっしと手を振り銀時を帰らす。

「銀にぃちゃ・・・」
「とうしろ、ちょっとだけ高杉おじちゃんのとこでお留守番しててなー」
「誰がおじちゃんだコラ」

じゃぁよろしくーと言い残し銀時はその場を後にした。
ふと下をみると目が合う。恥ずかしいのかふいっとそっぽを向かれた。もしかして人見知り激しい・・・?





「えー・・・っと名前は?」

とりあえず2人でソファーに座り話しかける。
どうやら十四郎という名前で、5歳らしい。
色々話をして、少し人見知りが直ってきたように思えた。
そしてしどろもどろで答える姿はなんとも微笑ましい。

「おじちゃんの名前は?」
「おじちゃ・・・いや、おじちゃんじゃなくておにいちゃんね。俺は高杉。高杉晋助。」
「しんすけ?」
「そ。」

なにか考えているのかうーんと唸っている。
するとなにか思いついたのか、キラキラした目で俺を見てくる。

「晋にぃちゃんって呼んでもいい?」
「え、あ、あぁ。」

晋にぃちゃん。と言われドキリとする。
いままで一人っ子で兄弟がいなかった俺はなんだか新鮮で兄弟って良いなと初めて思った。

ジュースかなにかあったかなと冷蔵庫をぱかっと開け探すが、あるのはビールとつまみだけ。
まぁそりゃそうだよなと肩を落とし、コンビニにでも行くかと考える。

「今からコンビニに行くけど・・・付いて来るか?」

こくっと頷く十四郎。
おれは十四郎に、んっと手を差し出してみると、ぎゅっとその手を掴んでくれた。
その手は小さくてつるつるな肌で。離したくないと思ってしまう。

そのまま手を繋ぎコンビニへ。
コンビニに着き飲み物を選ばせてやると、いちご牛乳を指差した。こういう所は兄弟だな。

ふと調味料のコーナーで立ち止まり、マヨネーズをがん見している。
欲しいのか?と聞くとふるふると頭を振る。
しかしまたマヨネーズから目が離せなくなっている姿をみて遠慮しているのが分かった。
俺はそのマヨネーズを手に取り、買ってやるよと言うと、目をキラキラさせる。
そんなにマヨネーズが好きなのか・・・・
そのあとは適当にスナック菓子などのお菓子を買い、コンビニを出る。

家に帰ると早速スナック菓子をパーティー開けし、俺はビール、十四郎はいちご牛乳を飲みながら、幼稚園での話や、銀時の話など、たわいもない話をする。
たばこを取り出すが、さすがに子供の前では良くないかと思い止まる。
子供はあまり好きじゃなかったが、十四郎はなんだか普通の子供とは違う、優しいオーラが漂っていて、一緒にいて苦痛じゃない、むしろ楽しかった。
ただ、スナック菓子にマヨネーズを大量にかけ食べている姿には多少引いたが・・・・銀時はどんな教育をしているんだ・・・

スナック菓子というより、もはやマヨネーズを幸せそうに食べている。
口の周りについたマヨネーズを見ていると、なんだかムラっとした。


え・・・ムラッ?
なに俺こんなちっちゃい子にムラムラしてんの??

おい付いてるぞ。と口端より少し離れたところを舌でペロっと舐めとってやる。
するとふぁっと可愛い声で鳴く十四郎。・・・あ、まじでヤバイ。
俺はそのまま手を十四郎の服の中に忍びこませ、突起をきゅっと掴んでみる。

「ひぃぁっ・・・な、なに・・・?」

何をされているのか分かっていない様子。
俺は調子に乗りズボンの上から十四郎のソコをそっと触ってみる。
すると十四郎の体がビクンと反応した。

ずっとソコを撫でているとだんだん顔が火照り息も荒くなっている姿に興奮する。
あぁ俺ついに小さい子にまで手、出してしまうんだなと冷静に思いつつも体は本能のまま動く。
突起を触りながら、ズボンを下げてあげると、小さな一物が少し立ちながら顔を出す。
まだ毛も生えてない綺麗なままの一物。
俺は喉をゴクリとならしそれを上下に扱き始める。

「ふぇ・・・・なんか、変だよぉ・・・」

ポロポロと泣き出す十四郎だが、それは煽る媚薬としかならなかった。
俺は止めることをせず、緩急をつけて扱き続ける。

「ぁ・・・なんか、なんかくる・・・っ」

それが何か分からない十四郎は射精感をぐっと我慢する。

「晋にぃちゃ・・・ぼくのからだ・・・へんになっちゃ・・・」

また晋にぃちゃんと言われ我慢できなくなり十四郎の突起をカリっと噛むと十四郎の我慢も虚しく、射精した。

「ぁ・・・なにこれ・・・」

自分から出たものだと知ると、信じられないというように自分の流れている精液を見ている。

「これは気持ちいいと出るもんなんだ。良いことなんだぜ?」
「いい・・・こと・・・?」

すこし安堵した顔をする。
何も知らないって罪だな。そう思いながら十四郎の精液が付いた自分の手をぺろりと舐める。

「うまい。」
「・・・おいしいの?」
「舐めてみる?」

手を十四郎の口に持っていくと小さな舌でペロっと舐められる。
その刺激におもわずゾクゾクしてしまう。

「っ!にが・・・・」
「大人になったらこの美味しさが分かるよ」

冷静に答えるが、もう体は限界だった。
頂いてもいいよね?
心の中で頂きますと唱え十四郎の一物を咥えようとした瞬間


ピンポーン、ピンポンピンポーン




最悪だ・・・・・・




「とうしろ〜〜〜!いい子にしてたぁ〜〜〜?」

入ってくるなり十四郎に抱きつく銀時。
インターホンが鳴った直後、大急ぎで十四郎の腹や俺の手に付いていた精液を拭き取り、ズボンを穿かせた。
俺のも半勃ち状態なのだが、十四郎に必死でどうやら気付かれていない。
ほっとしながらもいつ気付かれるかヒヤヒヤし、早く連れて帰れと急かす。
はいはいありがとね〜と十四郎の手を掴み帰って行く。
玄関から出る直前振り向く十四郎にまたこいよと口パクで伝えると十四郎は顔を赤らめながら、黙って頷いた。






END

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あとがき。

やっと本命を書いたかと思えば(拍手文除く)いきなりショタですか(笑)
本当に自分はマニアックというか・・・苦笑
いつか続き書きたいです!
お粗末様でした!








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