○月×日(月)晴れ

屯所に万事屋が普通に入って来たので激しく追い返した。

すると数時間後にまたやってきたので追い返そうとしたらタコのような口をして
飛び付いてきた。

しかも抱きつかれたところを総悟に写真を撮られた。

最悪な日だった。



○月×日(火)晴れ

総悟が起きて来ないから部屋まで呼びに行こうと襖をあけた瞬間刀が飛んできた
ギリギリで避けたが手を捕まれ布団に倒され…

この後のことを思い出しただけで恐ろしいから文章にするのはやめておく



○月×日(水)雨

マヨネーズが無い
ちゃんと管理してない山崎を切腹
急いで山崎にマヨネーズを買いに行かせる

帰ってきた山崎は雨でびしょびしょだった。
そこまで必死に買ってきた山崎に礼を言うと、意外だったのかとても嬉しそうに
していた。
興奮したのか俺に飛び付きー






そうになったとこを山崎の腹に蹴りをいれて回避。

今日は清々しい1日だった。



○月×日(木)雨

雨が止まない。
昨日からずっと振り続けている。
昼なのに夜みたいな暗さだ。

外へ見回りに行くがあまりにも大雨で外に出てる人は少なかった。

ふと声をかけられ振り向くと、
そこにいたのは指名手配されている危険な男。
奇妙に笑う姿を見て緊張が走る。

するとあいつは俺に…
今思えば何故あいつはあんなことをしたのだろう。
バカにしているのだろうか。

いくらあんなことされたからって捕まえれなかったのは俺の責任だ。
次は必ず殺る



○月×日(金)曇り

雨は止んだがまだ天気は悪い。
今日は夜、近藤さんに飲みに連れられ愚痴を永遠と聞かされた。
近藤さんは口を開けばお妙さんお妙さんってつまんねーっつーの。

俺の名前だけ呼んでりゃ良いんだよ。

…嫉妬じゃねぇぞ!!!断じて!!!



○月×日(土)晴れ

非番。
やっと晴れた。
団子屋へ行くと銀髪を発見。
目が合ってしまってはおしまい、奢らされた…

この後何かあるのかと聞かれ何もないと答えると、俺の腕を掴み走り出す。
着いたのは河川敷。
そこに座らされ何をするかと思えば何もせず。
日が傾き始めた頃俺も万事屋もどうやら眠っていたらしい。
あいつは「ありがとう」と何故か礼を言い帰って行った。

あいつの考えていることはよく分からん。



○月×日(日)晴れ

今日は祭りの日。
真選組は警備に忙しい。
近藤さんの空な頭に今日のやることを詰め込ませたり
総悟がサボらねぇように見張ったり
パシリの山崎が盗み食いしねぇように蹴りいれたり。

…あれ、これ警備じゃなくね?

イライラしてると万事屋が綿菓子をこれ見よがしに俺の視界にちらつかせてくる

いや、綿菓子好きじゃねぇし
イライラが増える

腹が立ったのであいつを斬ろうと追いかけたが案外足が早く逃げられた。
気づけば人気のないとこに俺はいて、急に殺気がし身構える。

すると紙切れが落ちていて、そこに書かれていたのは…

鬼兵隊。

高杉からの挑戦状だった。
受けてやろうじゃねぇか。

明日、あいつを殺してやる。

明日が楽しみだな。








―日記はここで終了している。―



「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -