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『好き、て気持ちに違いなんてあるの?』

薄く笑顔を模ったまま言う彼女の台詞はまるで凶器のようだった。

こんな自分の気持ちにいらいらする。もどかしさと悔しさと切なさと、あとはただただ憎らしくて仕方がないのに。
どうしても彼女を嫌いになることが出来なかった。


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流れ的には(絵)(絵)(会話文)そしてこの話です。

どうにもみく達(原型側)に恋愛感情云々が見出だせずもうそれならこのサイト内ではそういう設定でいいんじゃないかなという。例外もたまにありますが(相手がマスターだった場合等)。
相手の気持ちに気付く事は出来ても返す事が出来ないとかそんなイメージ。あと分かり合えても進展はせず現状維持のような。

09/10/04
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「見えない臓器の名前は」
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