
物語の結末がハッピーエンドだと誰が決めたんです?
story
白雪は、"王子"として育てられてきたが、それはそれは美しく可憐に育った女の子
お妃さまの命令により、狩人に命を狙われ、逃げた先は……小さな、小人の家だった
小人達は語る
「私達は、物語の主人公でありながら、罪を犯して、ハッピーエンドを見る事ができなかった。……君は、今、幸せかい?」
chara
*アスカ王子(通称・白雪)
産まれた時に将来美貌を恨んだ後妻に殺されるぞと予言を受けたため、父に「王子」として育てられた姫
その美貌を理解しており、何故女に産まれなかったか疑問に思っている
小人達により自分が女であると知るが…
*リュウヤ
第一の小人
彼女が語る物語は、強欲にして淫靡
気性が荒く、腰には改造した小型銃、背中には身長近い長さのある大剣を背負っている
狼と深い因縁を持っているみたいだが…?
*たすく
狼一族の長
小柄な体躯ながら、口撃性と野心が高い
リュウヤのことが大嫌いで大好きな素直になれない女の子
リュウヤの運命を変えてあげたいと心から思っている
*サユキ
第二の小人
彼女が語る物語は、嫉妬に塗れるが故に美しい
光り輝く竹から産まれるが、美貌の代わりにある感情以外を失ってしまった少女
双子の姉を恨んでおり、どうにかしてその場を奪ってしまおうと、機会を狙っている
*ひすい
サユキの双子の姉
サユキの失っている感情全てと美貌を持っており、彼女から恨まれている
しかし世界で一番、"双子"という存在が嫌いであり、彼女も妹を好きではない
*ひさぎ
和の国の東宮
次期帝として大勢の妻を抱え後宮に住まうが、亡くした正妻を想い国中の女にその面影を探している
死を恐れており、血を見ると何かのスイッチが入るらしく、我を失い暴走する
ひすいに執拗に迫る
*キサ
第三の小人
彼女が語る物語は、憤怒すべき悲劇
気が弱く流されやすいが、己の根本を作る信念だけは強い
生き別れた兄を探しているが、女神により無理やり親指程の大きさに小人化され、人間界に落とされる
*けい
キサを血眼になり探す、花の王国の王子
近親婚が認められるその国において、彼が愛するのはもちろん妹のみである
キサを失った後、以前より身に秘めていた凶暴性が爆発し、全ての命を粗末にする愚帝となった
*カアヤ
第四の小人
彼女が語る物語は、傲慢な少女に相応しい喜劇
父の後妻の継母達に虐められながら、屋根裏で暮らす乙女
しかし屋根裏は彼女の世界であり、そこに住むモノ達は彼女が"絶対"の王女さまである
*ちそら
カアヤが大好きな青年
国では彼女の騎士を務め罪人を裁いているが、どうにかこの狂気を止めたいと思っている
自身の寿命が近い事を知っており、焦りから、最終手段を選択するが…?
*コウキ
第五の小人
彼女が語る物語は、怠惰な世界からの鎮魂歌
海の王国を支配する王さまの、末娘
陸の王国・空の王国を旅することを切望するが、長い間空気に触れると死んでしまう病を持っている
好奇心旺盛で、趣味は人間の忘れ物収拾
*はるき
陸の王国・王
結婚もせず治世もせず、国民の血税を湯水の様に使い遊び惚けている
海の王国の化け物を一目見ようと船で遊びに来たが難破し、救ってくれたコウキがソレと知らず恋に落ちる
*ナジュ
第六の小人
彼女が語る物語は、暴食の果ての史実と死実
16歳で死の宣告を受けた少女
憐れんだ占い師が永遠の眠りにつく魔法に変えたが、それが悲劇の始まりであった
いつもボーッとしているが、"食事"の時だけは笑顔を浮かべる
*みんと
"茨で封印されし眠りの城"の化け物を退治しに来た、異国の王子
正義感溢れ、自分が正しいと思った道を真っ直ぐ突き進むため、付き合わされる周囲は多少辟易している
*かずな
黒炭国の王子
何度も白雪に求婚しているが、同性同士だから、と断られている
黙っていればイケメンな、勘違いヘタレ青年
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#非公式rtをしてくれた人をうちの創作世界観でキャラ化する
Thanks
伊織飛鳥さま
柳夜さま
上村たすく様
サユキさま
桐谷ひすい様
城嶋楸さま
結布稀紗さま
宮瀬ケイさま
嘉綾さま
ちそら様
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