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※ やってるだけ
※ バルドル→ヒロイン←ロキの三つ巴プレイ






バルドルは早苗を抱きしめたままでスカートに手を入れると、早速に下着をずらして肌に直接触れてくる。そして秘部には触れずにおしりの穴のほうを指でくるくると刺激してくる。そして前が濡れてくると液体を指ですくって、それをつかってまた後ろを刺激する。

箱庭に召喚されてしばらく後、万物を引き寄せる光の能力に惹かれなかった早苗はバルドルのアプローチを受け入れて、恋人同士…ではなく、体の関係になった。同じく人間代表としてやってきていた結衣の方は、何故か光の性質に惹かれ気味だったことと、アポロンが彼女に惚れ込んでいたためにお眼鏡にかなわなかったそうだ。


「あぁ…わたしの早苗さん。今日も素直な反応で可愛らしいよ」


昼休みの保健室。カーテンを引いたベッドの上で後ろをひたすらイジられる。そして頭が上手く働かなくなるほどに刺激を与えられ、指を入れられ、バルドルの自身を入れられ、時折おもちゃを使われ。最後には快楽に悲鳴をあげて達するのだ。
二人の間ではすっかり恒例になってしまったこの昼休みのお遊びに、早苗は今日もまた意識を飛ばしそうなほどの快楽に悲鳴をあげ、バルドルの腕にしっかりど抱かれた状態で達した。


「…バルドル……ごめ、ちょっと…疲れた」

「ふふっ、それじゃぁ、ふたりで少しお昼寝でもしようか。」


いつもなら昼休みを目一杯使って二回ほどイカされるが、今日は前に玩具も咥えさせられたせいか、疲労が比べ物にならない。ギブアップを告げると嬉しそうに笑ったバルドルが抱きついてきて、二人で目をつむった。
恋人ではないが、行為中に限らず愛しているとも言ってくれるし、普段からとても紳士的で丁寧な扱いをしてくれる。結衣がバルドルに近づくと怒るロキでさえも、早苗には友好的だった。



その日の夜。今日はなんだか寂しいなと別れ際に言ったバルドルを可哀想に思ってしまい、早苗はうっかり彼の部屋にお泊りすることになった。お風呂を済ませて見られても大丈夫な寝間着を着ると、バルドルたち北欧神話の部屋へと向かう。
出迎えてくれたトールに礼を言ってリビングで待っていると、バルドルが室内にある二階から降りてきて自室へと招いてくれた。男性の部屋に入ることに慣れているわけでもないし、まして普段は行為をひたすら楽しんでいる関係だ。そんな相手の部屋にお泊りとなれば、もしかしたらまた行為に及ぶかもしれない。


「ねぇ、早苗さん。もしかして期待しているのかな?」

「それは……今日はお昼休みも一回しかしてないし、もしかしたらとは思ってるけど…」

「良かった、そのつもりでいてくれて。わたしがあなたに愛情を伝えるには、やっぱりこういうことをするのが一番だから…」


言うとバルドルは早苗を正面から抱き寄せて、服の中に手を入れるといつものように後ろの穴を刺激し始める。すっかり慣れてしまったせいか、その後やってくる快感が簡単に想像できてしまい、いつもより早く濡れてくるのが自分でもよくわかった。
バルドルは指先ではなく手の甲でも愛液を拭うと、秘部や陰核も含めた股間全体を刺激するように丁寧に撫で始めた。


「ぁ…バルドル……は、あ…もっと」

「素直で可愛いよ、早苗さん。ほら、もっと鳴いて?」


後ろに指が入ってきて早苗は腰を反らせて声をあげた。隣の部屋に聞こえてしまうかもしれないだとか、そういうことは考えられないほどにバルドルとの行為は心地よい。その後もひたすら股を刺激され、キスをされとしているうちに、前でも後ろでも好きなだけ入れてくれというほどに体は慣れてきた。
バルドルもそれがよく分かっているのか、反り立った自身をズボンから出すと、早苗の下も全て脱がせた。早苗の足の間に自身を入れて、穴には入れずにヌルヌルと愛液の感覚を楽しんでいるらしい。熱っぽい吐息が頭上から降ってくるたび、早く入れてと穴がひくついてしまう。


「バルドル…早く入れて、気持よくして?」

「もちろん、夜にするのは始めてだもの。とっても気持ちよくしてあげなくてはね…」


あぁ、ついにしてもらえる。と早苗がベッドに自分から横になろうとした瞬間、
バンッ、ピシャッ
勢い良く扉が開き、そしてそれと同じくらいの強さで閉まった

早苗がびっくりしてそちらへ視線を向けると、悪戯な笑顔を浮かべたロキが後ろ手にドアの鍵を閉めるところだった。


「二人だけでお楽しみなんて、ちょっとずるいんじゃない?」

「あれ、ロキ?鍵はきちんと閉めておいたはずだったけど…開いていたかな?」


行為の真っ最中に入ってこられたことは特に気にならないようで、バルドルはきょとんと首を傾げている。


「オレを誰だと思ってるのォ?トリックスターのロキ様だよ?人間の鍵くらい、開けるのは簡単だって☆」

「バルドル…えっと、どうすれば良い?」


ロキが何を考えて入ってきたのかよく分からず、早苗はバルドルに縋りつくように寄った。バルドルは少し考えるそぶりを見せると、パァっと笑顔になった。早苗は嫌な予感しかしなかったが、自分から聞いてしまった手前遮ることもし辛い。


「ロキもおいでよ、3人で楽しもう?」

「そうこなくっちゃ♪」


待て、何故そうなった!!と盛大に突っ込みを入れたいのは山々だったが、ロキは素早く寄ってくると早苗の両肩をつかんで視線を合わせた。そして悪戯っ子の笑みとは違い妖艶な笑顔を見せると、真っ赤な舌先で早苗の唇をなぞった。
ゾクゾクと背中を駆け上がった快感に、思わず唇が開いてしまい、いとも簡単に深いキスを許してしまう。


「気が早いなぁ、ロキは。でもね早苗さん、わたしから意識をそらしたら……お仕置きだよ?」

「ぁひっ!」


蕩けるような心地良いキスから、後ろの穴に挿入されたことで意識が一気に引き離された。もともとバルドルの手で緩まっていた体に、しかも入れ慣れた彼のそれはあっという間に奥まで入ってくる。
後ろから攻め立てるのが好きらしいバルドルは、背後から腕を回すと早苗の胸をゆったりと揉み出した。


「あ〜あ、バルドルってば厭らしい声ださせちゃってずるいなァ」


言うとロキも下に着ているものを脱ぐと、少し体勢を崩して早苗の前にあてがった。今までバルドルに抱かれて居る時、後ろに入れられ前には玩具を使われたことは何度かある。だがいつも使われている玩具なんかとは比べ物にならない質量のそれに、早苗は期待と恐怖で秘部がひくつくのを感じた。
ロキは入り口を少し指で触り、本当に入れても大丈夫か確かめるようにしてからぐっと自身を押し込んできた。


「っ!!…はぁ…待って……つ、ら…ぁんっ」

「流石に二人分は辛いカナ?オレの背中とか爪たててもいーよ」

「大丈夫だよ、ロキ。わたしが慣らしてるもの、両方同時に入れるの。早苗さんも、凄く…好きなはずだから」

「あれぇ…そうなのォ?嫌って言ってオレの加虐心煽ろうとしてるの?すっごい淫乱で可愛い」

「そんなんじゃぁああっ!」


激しく律動を始めたバルドルと、一気に突き上げてきたロキに、早苗はぎゅっと下腹部に力を込めてしまいながら悲鳴をあげた。
気持ち良いだなんてものじゃない。神が禁忌の1つに色欲を入れたことがよく分かる。感覚が狂いそうなほどだ。
ロキに濃厚なキスをされ、バルドルに胸を弄られ、前でも後ろでも厭らしい水の音とともにピストン運動がなされている。もっとして欲しくてもっと気持ちよくしてほしくて、そしてもっと気持ちよくなってほしい。
早苗はわざと二人を締め上げるように力を込めて、ロキの背中と後頭部に手を回してキスを深くした。


「っ…ちょっとシャナ?随分とエッチな駆け引きが出来るんだねェ…これもバルドルの教育の賜物なワケ?」

「まさか、わたしも驚いたっ…大丈夫、そんなに焦らなくても、たっぷり中に出してあげるからね…」

「バルドル…ロキ……気持ち良い?」

「あぁ凄く」

「もちろんだよ」


二人の優しくそして熱い吐息混じりの声に、早苗は二人を締めあげ、早く中に頂戴と身をくねらせてねだった。別に恋人同士じゃなくても良い。抱いて、イかせて、気持よくして、そして仮初の愛してるをくれる。こんなに人間らしい行動が他にあるだろうか。
ロキが片手で陰核を刺激してきて、元からぎゅうっと締め付けていたのに、達したことで更に愛液が溢れて両方の穴が締まった。


「んっ…く……シャナ、可愛い。零したらもう一回やり直し、全部入れられたらご褒美にもう一回ね」

「いいアイディアだね、ロキ。どちらか一方でも、零したら駄目だよ?」

「うんっ…でも、二人の……もっと欲しい、もっと中に頂戴?」








【 禁忌の箱 】



その中身は、3つの林檎でした。





前と後ろの同時攻めを二回終わらせ、じっくり抱かせてというロキの要望でバルドルが視姦に回ろうとした時、部屋の扉がノックされた。


「……バルドル、ロキ、少し…良いか?」

「なぁにトールちんも混ざりたいわけェ?」

「確かに、わたしたちだけで楽しんでしまうのは勿体無いね。早苗さんのことは大好きだし、大好きな人皆でこういうことが出来るのは幸せだと思うよ」


言ってバルドルが扉を開くと、ほんのりと頬を染めたトールが顔を出した。


「矢坂…すまない」

「ううん、いいの。トールさん……トールも、今この瞬間から私の大事なお方の一人だよ」






禁忌の蜜は、とても甘かった。











FIN






2014/07/01 今昔
アンケのコメでロキ裏がまた入っていたので。今回はバルドルと共同作業していただきました。多分この後、トールも混ざって4人でやるようになり、ヒロインちゃんがとんでもビッチになるんでしょうね…素敵です(※末期症状




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