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「引越し完了!!スッキリしたあ」

完璧に片付いた部屋、マンション生活は初めてなので騒がないようにしなきゃ。

散歩でもしようかと、扉を開けて、サンダルを履いてマンションの階段を下る。そして広がった町の景色に、微笑みを浮かべてゆっくりと歩き出す。やっぱり買い物でもしようかと街へと足をすすめる、この辺には私の好きなブランドあるかなー・・・

「あ、すいません」

ぶつかりあった肩、ツインテールの髪が横で揺れた

「いえ・・・こちらこそすいません」

「あれ?あ・・・春の彼女だ!!」

「えっ」














「貴方はあの時の・・・」

彼女をカフェへ連れ込んで、にこりと笑ってみせる。すこし驚いだような顔をした彼女だったが、すぐに冷静な顔に戻ったが、すこし顔が赤い

「あの・・・私はハルの彼女ではなくて」

「そうなの?!そっかあ、残念だなあ」

でもあきらかに春はこの子のことが好きだしなあ、くっついてほしいけど、人の気持ちは無視できないからな

「あの・・・貴方は・・・」

「あ、私は春の双子の姉の吉田NO NAMEです。よろしくね、」

「ふ、双子!?」

納得したような顔をして、私を見つめる。

「貴方の名前は?」

「水谷雫です、よろしくお願いします」

「同じ歳なんだからそんなに堅苦しくしないで!」
















彼女は水谷雫さん

 

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