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「君を一人で行かせたから零にすごく怒られたよ・・・」

「・・・そうだと思います」

だから零に会わないように理事長室までやってきた。傷口はもう完全にふさがっていて、なんでこんなすぐに塞がったのか充分、理解している。

「それでね、君に客人が来ているんだよ」

「私に・・・?」

疑問に思ったそのとき、後ろから感じた気配にすぐに振り返ると、扉に寄りかかっていた一人の青年。でも彼の持つ武器の気配は、私には毒なもの。つまり、彼はハンター

ゆっくりと顔をあげた彼の唇が釣り上がった

「会いに来てやったよ、NO NAME」

「誰・・・、」

「NO NAME、彼は君のお兄さんだよ。彼の名前は鷹宮海斗君だ」











突然の訪問

   

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