如月の華 | ナノ



楽しいなら問題なし
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「なんかハーマイオニー寝不足そうな顔してるね」

「やっぱり?実は昨日禁じられた森で……」

くまが出来たハーマイオニーの目元を見つめながら、NO NAMEはハーマイオニーの話を聞いた。

ドラゴンやらなにやら大変な話しを聞いてしまった気がするが、罰則で禁じられた森に入ったと聞けば、顔色は変わってくる

「大丈夫だったの?」

「実は例のあの人が、いたのよ………でも絶対に阻止しなきゃいけないの!」

「それって大丈夫なの?危ないことはしないでね」

例のあの人、先生がついていたとしても危険だったはず。

良かった、ハーマイオニーが無事で…。でも何を阻止するんだ…。

「私にできることがあったら言ってね」

「ええ、ありがとう」

NO NAMEとハーマイオニーは笑い合うと、談話室を抜けて呪文学の教室に向かった。

「なに、君たちも眠そうだね」

「昨日…色々あってね」

椅子に座りながら、眠そうに目をこすっているロンとハリーに笑いかければ、二人は息を吐き出した。

「ハーマイオニーと同じ理由かな」

「そう…って、ハーマイオニーから聞いたの?!」

「NO NAMEならいいでしょ?」

「まぁNO NAMEなら問題ないね…」

この三人はなんか結構いろんなことしてそうだなぁ…

でもハーマイオニーは楽しそうだから、いっか。


   

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