如月の華 | ナノ



悪戯の訳
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「やぁNO NAME、試験の調子はどうだった?」

談話室でソファに座りながら、本をめくっているとその両側に双子が座る

「普通、かな」

「なんだそれ、NO NAMEは頭いいって聞いたけど」

「いやいや、普通」

なんでみんなそう思うかな、そうやってハードル上げられるとバカだと気づかれた時に苦しすぎるんですが

「ま、俺たちに比べたらいいだろうな」

フレッドが頷くと、ジョージも同じく頷いた。

そういえば、とジョージが切り出すと、二人の顔が近づいてきて、唇が小さく開かれる

「お前、マルフォイ叩いたんだろ?」

思わず吹き出しそうになったのをこらえて、微妙そうな顔つきでいると二人は笑顔を浮かべる

「「やるじゃねーか」」

くしゃりと頭を撫でた双子はそう言って笑う。ジョージもフレッドも嬉しそうに、笑うもんだから、なんでだろうと考えてしまう。

「・・・まあ、あの時は勝手に手が、うん」

「ムカつくやつはそんぐらいしていい」

「俺たちもしっかし仕返ししてやったからな!!でも・・・一番効いたのはやっぱりあの監督生様のおかげだな」

「え?監督生?・・・どうゆうこと?」

それには二人は答えてくれなかったが、なんでここで監督性の話がでてくるのだろうか

ランも監督生だろうけど、この話には関係がないはず。





・・・ま、いいか









そして無事試験は終わった。




 

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