楽しいなら問題なし 1/4 「なんかハーマイオニー寝不足そうな顔してるね」 「やっぱり?実は昨日禁じられた森で……」 くまが出来たハーマイオニーの目元を見つめながら、NO NAMEはハーマイオニーの話を聞いた。 ドラゴンやらなにやら大変な話しを聞いてしまった気がするが、罰則で禁じられた森に入ったと聞けば、顔色は変わってくる 「大丈夫だったの?」 「実は例のあの人が、いたのよ………でも絶対に阻止しなきゃいけないの!」 「それって大丈夫なの?危ないことはしないでね」 例のあの人、先生がついていたとしても危険だったはず。 良かった、ハーマイオニーが無事で…。でも何を阻止するんだ…。 「私にできることがあったら言ってね」 「ええ、ありがとう」 NO NAMEとハーマイオニーは笑い合うと、談話室を抜けて呪文学の教室に向かった。 「なに、君たちも眠そうだね」 「昨日…色々あってね」 椅子に座りながら、眠そうに目をこすっているロンとハリーに笑いかければ、二人は息を吐き出した。 「ハーマイオニーと同じ理由かな」 「そう…って、ハーマイオニーから聞いたの?!」 「NO NAMEならいいでしょ?」 「まぁNO NAMEなら問題ないね…」 この三人はなんか結構いろんなことしてそうだなぁ… でもハーマイオニーは楽しそうだから、いっか。 [しおりを挟む] |