こうして僕らは傷つけ合う | ナノ

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明るく光る緑色の光が私を包んで、別のものへと変えていく気がした



暗い、寒い、何も見えない

錆び付いた匂いだけが自分にまとわりついて、身体が動けなくなる

「成功だ……融合に成功しました…っ」


最初に耳から入り込んできた声は、人間が喜びをあげる声

初めて視界に入った世界は、白い研究室

嫌な匂いと、知らない人間たち。

それは私を蝕んで、私ではなくなってしまうまで、変えていく




   

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