01011/4 明るく光る緑色の光が私を包んで、別のものへと変えていく気がした暗い、寒い、何も見えない錆び付いた匂いだけが自分にまとわりついて、身体が動けなくなる「成功だ……融合に成功しました…っ」最初に耳から入り込んできた声は、人間が喜びをあげる声初めて視界に入った世界は、白い研究室嫌な匂いと、知らない人間たち。それは私を蝕んで、私ではなくなってしまうまで、変えていく → [しおりを挟む] ▲ back