strawberry | ナノ

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「私は純日本人ですー!!!!」

「うるさい」

チャキ、

クラウドは背中の大きな大剣を抜くと、私の前に突き出し、私を見る。

「クラスはなんだ、どうしてここにいる」

「…え…っと…」
クラウドの冷たい目線。
青い瞳に見つめられただけで、目がそらせなくなる。

でも、今は、冷たい。

「NO NAME」

「ティファ…」

ティファに見つめられる、

今、本当のことをいって、信じてもらえるの?

この青い瞳は、何よりのソルジャーの印なのに?

でも

でも、でも、でも!!!

「私はっ…ソルジャーじゃないよ!」

「……!」

信じてもらえなくても、

疑われても、

私は、私。

ソルジャーじゃない。

その一言だけ、信じてもらえばいい。

「…クラウド、NO NAMEはきっとソルジャーじゃないよ」

「ティファ…信じてくれるの?」

ティファは笑うと、頷いた。

「信じる、って言ったでしょ?」

「あ、りがと…う…ぅ!!!」

ティファの優しさが嬉しい、

ありがとう…ティファ…

「……」

クラウドは無言で、大検を下ろすと地下に降りていく、

信じて、もらえたのかな…

「きっと大丈夫よ、NO NAME」

「う、ん…」

クラウドは…

私には心を開いてくれないのかな、

これから始まる戦いの中で…

役に、立ちたいのに




   

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