★深夜のエレベーター編








「んっ…ああっ」

深夜のエレベーターから聞こえてくるのは甘い声。
部長に付き合って遅くまで残業してたら
急にエレベーターが止まってしまった。
業者に連絡すると時間も時間なので
1、2時間くらいかかると言われてしまった。

大人しく待ってるしかないなと諦めていたら、
ドSな部長に火がついてしまったようだ。

背後から抱きしめられて、耳を甘噛みされた。
ちょっ!そんなことしてる場合じゃねぇのに…!


「ちょっと、部長っ…」

イタズラに伸びてくる手を払えずに後ろを向くと、
眼鏡から覗く目はもう熱がこもっていて。
あの目に見つめられたらぼくの身体は
ぞくぞくして言うことを聞かなくなるんだ。


「何だ?こんなとこで手ぇ出されて喜んでんのか?」
「んんっ…人、きちゃいます、よ…あっ」
「しばらく誰も来ねぇよ。それとも来て欲しいのか?」

ぴちゃ、と部長の舌が耳を優しく愛撫する。
ぼくがそこ責められるの弱いの知ってるからって
とことん犯してくる。

完全に部長のドSスイッチが入ったみたいだ。

でもその方が求められてるって感じがして嬉しくなる。
だって部長のこと大好きだから。
もっともっとイジメて欲しくなる。


耳を蹂躙しながら、部長の手が胸に伸びてきた。
部長はここを弄るのが好きで、ぼくも弄られるのが好きだ。

「あっ…!」
「今日はこのまんまな」

と言ってYシャツの上から摘まんできた。

「ひああぁあんっ!」

待ち望んでいた刺激に思わず声があがる。
くりくり、とこねられるうちに固く勃ちあがってきた。
Yシャツの固い生地に擦れて、いつもと違う感触に
さらに感じてしまう。

「ここ、気持ちいいか?」
「んんっ…おっ、ぱいくりくりきもちい、れすぅ…
ああぁあんっ!」
「いつもより勃ってんな」

えっちのときは絶対敬語。
普段敬語だし、そんなに違和感はないんだけど。
部長の命令は絶対、だから。
恥ずかしい言葉も言っちゃう。
恥ずかしい言葉にも感じちゃう。

そんな言葉の束縛も嬉しいなんて。

部長が喜んでくれるなら、ぼくは何だってできちゃうんだ。


バッ、と体の向きを変えられて壁に押し付けられると、
部長はそのまま勃ちあがったおっぱいを
Yシャツの上からぺろぺろと舐め始めた。

「あっ!なめちゃ、やらぁ…ああんっ!」
「あーあ、うっすら透けてら…うまそ」
「ひゃあああん!
おっぱい、らめれすぅぅぅん!んああ!」

Yシャツが徐々に濡れていく感触がたまらない。
ビンビンに勃ちあがってしまったおっぱいを
甘噛みしたり、強く吸ったり容赦なくイジメる部長。
僕の口からは甘い声しか出てこない。

Yシャツの上から弄られるのも気持ちいけど、
段々直接触って欲しくなってきた。
直接舐めて弄って欲しいな…。

おっぱいにつけたピアスは、ぼくが部長のものって証。

ピアスもうずうずしてきた。
強く引っ張ってくれないかな…。


「んっ!ぶ、ぶちょ…」
「なんだ?」
「あっん…じ、じかにさわ、ってくらさ…!」
「いつ業者がくるかわかんねぇから
このままだっつったろ?」

わかってたけどぼくのお願いはあっさり却下された。
でも部長の手は止まらない。

そのまま胸を弄られながら、ベルトに手をかけられる。
これからのことを考えると、腰が自然と揺れてしまう。

「何だ?我慢できねぇのか?」
「んああ!は、はやくぅ…!」

ぼくが触って欲しいところにはなかなか触ってくれなくて、
じれったくなる。

ただでさえ弱いおっぱいを散々弄られて、
ぼく自身はかなり限界に近づいている。
後ろもきゅんきゅんしてきた。


「ああんっ!!」

いきなり後ろに部長の指が入ってきた。
もちろん前には触ってもらえない。
だらだらと涙をこぼしているけど、
無遠慮に動く指に合わせてぼくの腰も
やらしく揺れてしまう。
でももう止められない。

「こんなとこで胸弄られて指突っ込まれて興奮するとは
大した淫乱だな」
「んんぅっ!あふっ…だって、ぶちょーがぁ!」

もう部長からの言葉も全部気持ちよくてたまんない。

指も増やされ、動きも段々早くなってきた。
そろそろ挿れてもらえるかも…。

嬉しい反面、挿れられていつもみたいに激しくされたら、
エレベーター落ちちゃうかもしれない…って思ったら
急に少し怖くなってきた。

それを見透かしたのか、部長はいきなり座りだし、
「挿れたけりゃてめぇが乗ってこい」
って命令してきた。

部長のベルトに手をかけて、おっきな部長自身を取り出す。
こんなに感じてくれているのが嬉しくて愛しくなってくる。

部長の見てるだけでうずうずしてきた。
怖いけど、ゆっくり動けば大丈夫かなって思い始めた。

そろそろと部長に跨がって後ろにあてがう。
今までこの体位は何度もシたことあるけどやっぱり慣れない。
恐る恐る挿れていると、
いきなりぱちゅん!と一気に落とされた。

「はあああぁああんんっ!」
「じれってぇんだよ…!」

奥まで突かれたせいで、今まで我慢してたのにイってしまった。
着たままのYシャツにちょっと白濁が飛んでしまった。
よかった、今日のシャツ白で。

「また勝手にイきやがったな…お仕置きだな」
と言って部長は
「おれは動かねぇから自分で動いておれをイかせろ」
とまた命令してきた。

イったばかりで敏感になった身体を少しずつ上下に動かす。

「んっ、んんっ…!」
「おらもっと動けよ」

と言いながらまたぼくのおっぱいを弄り始めた。

「あっ!ああっ!お、おっぱいは
らめれすぅんん!!はあっ」

どこもかしこも気持ちよすぎておかしくなりそう。

ひたすらがむしゃらに腰を動かす。

エレベーター怖いけど、部長と一緒に落ちるなら
それでもいっかな、って思うぼくは
相当部長に墜ちているらしい。

ちゃんと部長自身も締め付けるように
きゅっと力も込める。
部長も気持ちよくなってくれるかな。
喘ぎすぎて開きっぱなしの口を、部長が塞いでくれる。
今日初めてのちゅーだ…。

舌が侵入してきて、縦横無尽に口内を犯してくる。
ぴちゃぴちゃとたつ水音にも興奮する。
「んふ、ふぅ…んむぁ」

ゆっくり離すと、銀色の糸が繋がる。
部長のが中でおっきくなる。
嬉しいな。気持ちいいな。


「くっ!えろすぎんだよてめぇ…!」
「あんっ!うれし…!」

もうちょっと。あともう少し。
力を込めながら一気に動きを早めてみる。

「ぶちょ、も、もう…!イキた、いれすぅん…!」
「ふっ…中に出すぞ…!」
「ああっ!ぶちょーの、なかにくらさいっ!はあんっ!」
「くそっ…!」
「ああああんっ!あ、ぶちょーの、きてるぅん…」

中で部長がイったのがわかる。
奥までアツいのきてて気持ちいい…。

ぼくももうイキたい…!

すると部長が顔を近づけてきて、
ちゅっ、とちゅーを一つ落とすと、
耳元で

「イけ」

とぞくぞくする低い声でお許しをくれた。
そしてずん!と思いっきり突かれて、
ぼくはまたイってしまった。





いつもと違ったシチュエーションで燃えてしまったぼくは、
業者が来てくれた頃にはもうぐったりと疲れ果ててしてしまった。

帰りの車の中で、ぼくを心配して
なでなでしてくれる優しい部長に、

「ーーーやっぱりお家でするのが一番いいです…」

とぽつり、本音をつぶやいた。



その後お家で第二ラウンドが始まってしまい、
夜通しで盛り上がってしまった結果、
次の日ぼくは立てなくて
会社を休んでしまう羽目になってしまったのは
言うまでもない。





おわり




ドSの部長とドMの新入社員ちゃん初作品!
ついったのお題で書いたものを手直ししました。
こんなどえろいもの(当社比)書いたの初めてなんだが
大丈夫だろうか…つかドSとドMはこれでいいのか?ww
新入社員ちゃんのおっぱい呼びは
もちろん部長の調教の賜物です!うふふ
このシリーズはいろんなシチュエーションで
えろえろさせます!お楽しみに!ww


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