ゼロからの世直し珍道中
いつだってやさしい手の魔法
信念を貫く難しさ
慮るほど溢れてきた独占欲
いずれ光のなかに消えてしまう
たった一つの望みが胸を縛る
葬った思慕
せめてこのひと時は
傷つくよりも失うことを恐れた
こんなにも手放せない
紅蓮に染まる冷たい瞳
戯れるように愛をささやく
妄執の覇者
消せない深手
哀しい頂にあなたは独り
囲いの中の愛しいきみ
花冷えの寵獄
笑顔の裏に隠した心をみせて
呪縛をほどいていく言霊
君のすべてに包まれたい
印象最悪の出会いだった
戦場に咲く花の如く
隙だらけの後ろ姿が悩ましい
つないだ指先から伝播する
後にも先にもお前だけ
どうしようもない距離
後悔するなら傍に居とけ
数奇のはてに結んだ約束
きっと二人でなら大丈夫
お前が笑う世界はまぶしい