マルコの弱点が知りたい、と私は思った。
私は結局いつもマルコにひぃひぃ言わされている。
この前だって何の抵抗も出来ず、私は何回も昇天してしまった。
思い出すだけで恥ずかしい。
マルコは最中も馬鹿、間抜け、変態、淫乱と罵ってくるばかりだったし。
それでも気持ちよくて、マルコかっこいいと思ってしまう自分が情けなくて泣きたい。


「なるほどな。」
「エースぐん、どうしよう。私、メス豚とまで言われてしまったよ。」
「お前らの性癖なんか激しくどうでもいいけど、マルコの弱点には興味あるな。」
「さすがエースゥゥ!一緒にマルコをひぃひぃ言わせよう!!!」
「うるせえ。」

そんな感じでソウルメイトことエースとマルコの弱点についての研究が始まった。

「意外とお前に攻められたら弱そうじゃないか?マルコ。」
「私がマルコを?私には永遠に無理な気がする。」
「マルコがまだ経験したこと無いようなことして驚かすとかさ…」
「ちょ、エース、アブノーマルなことを私に求めないでね。」

そんな感じで仲良くエースと研究し、悪魔の実の能力者だから海楼石を使えば何とかなるのではというマルコ限定ではない弱点を見つけることに成功した。

頑張って来いよ、とソウルメイトが私を見送ってくれた。
ありがとうエース。
あまり力にならなかったけど感謝はしている。








「マルコ!」
「何だよい。」
マルコは読書中であった。
知的で素敵だ。

「べ、別に何でもないんだけどね。マルコに会いたくなって…!」
「…そうかよい。こっち来いよい。」
マルコの傍に行けば、手を握られる。
「今日は寒いよい。」
と言って手を温めてくれる。
いつものドSマルコでは無く、やさしい笑顔で私に微笑みかけるマルコ。
普段のマルコは偽者できっとこっちが本物なんだ…。


「手に何持ってるのか見せてみろよい。」
「あ…」

私は正直に海楼石を渡す。
マルコの弱点がしりたくてやってしまったの、ごめんなさい。
と言えばにこりと微笑むマルコ。
天使だ…。
「別にいいよい。それより頬になにかついてるよい。」
「あ、とって。んんっ!!!?」

私の頬のごみを取ろうとして近づくマルコに激しく噛み付くようなキスをされる。

「っは!」
「てめえが俺を攻めようなんざ100年早いよい。」

と言ってニヤリと舌なめずりして笑うマルコは悪魔そのものだった。

「エースと何かこそこそやってるとは思っていたがこんなことだったのかよい。」

私は逃げ出そうとするが足が動かない。

「この前のお仕置きだけじゃ足りなかったみたいだよい。」


そう言ってマルコはすごい速さで私のブラを外すのだった。
















20100313

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