「しねぇぇぇぇ!」
バズーカを持って追っかけてくる姫に、逃げるミー。こんなシュールな光景を止めるはずも無い犬兄さんたち。
「姫、建物は壊さないでね」
「了解でっす、柿の介!」
「柿ピー、柿の介らってよ!」
「うるさい。」
そんな言い合いいいから助けろよ。なんて思いながら姫から逃げる。
「あー!フラン!逃げんな!」
「そんなもの持って追っかけてくる人から逃げない人いるなら見てみたいですー。」
事の発端は、ついさっき。姫が寝てたから姫の頭をナッポーヘアにしたのが始まりである。
「そんなに師匠とお揃いが嫌ですかー?」
「あんな変態ナッポーとお揃いなんて死にたくなるわ!」
「じゃあ死ねよ」
「てめーが死にやがれ!」
こうなると、姫は打つまで止まらない。しかし、多分疲れたら止めるはずだ。そう思ったため、良い具合を見計らって幻術で自分の変わりを作り走らせる。自分はソファーの影に隠れてみる。
姫の顔が般若のようになっていた。本当、女の子には見えない。少しはクローム姉さんを見習ってほしいものだ。まあ、姫があんなに大人しかったら大人しかったで気持ち悪いが。
痺れを切らせたのか、姫が止まり、バズーカを構え直した。
そして、うった。
「クフフ、皆さん今日のおやつはぐふぉあ!」
しかし、走っているミーは幻術のため、消え、そのかわり、ある意味の元凶がタイミングよく入ってきたため犠牲になった。
「うわわ、ナッポー!大丈夫?!ってかフラン消えた?!」
「ミーは悪くないんでー」
師匠の目が覚める前に全力疾走で逃げた。
★★★★★
あとがき
10万Hitフリリク参加ありがとうございます!
暁羅様に捧げます。
相変わらず、ギャグになっていないきがorz
よければ貰っていってください!
あと、25000Hitおめでとうございます!
これからも、お互い頑張りましょうね!
柘榴120207