三年と言う長い時間を一緒に過ごせなかったのはミーのせいだ。
「ただいま、ですー」
「フ、ラン?」
ミーをみて、戸惑ったような顔をした姫。
けどすぐに、目に涙を溜めてミーの胸に飛び込んで来た。
「お帰り、お帰りフラン」
ミーがヴァリアーに行ってから三年ミーはここに戻ってくることはなかったんだ。
「すいませんねー糞先輩達がなかなか帰してくれなくてー」
「ううん。また会えてよかった!」
「ミーは伝えたいことがあるんですよー」
「なに?」
「ミーと一緒に来てくれませんかー?」
「え?」
戸惑う姫をみて、言葉が足りなかったかと思い言葉を付け足す。
「ヴァリアー邸に一緒に来てくれませんかー。」
「それって。」
ただでさえ大きな目を見開いて姫の濡れた瞳を見つめる。
「結婚してくださいー。仕事上、結婚式はすぐにってわけにはいきませんけどー絶対幸せにしますんでー・・・会えなかった三年を埋めさせてくださーい」
多分今ミーの顔は赤いだろう。
目の前の姫があんなに真っ赤なんだから。
「返事はどーですかー?」
わざと意地悪に笑ってやれば姫がまた泣き出して
「よろしくお願いします」
と笑って答えた。
「泣くか笑うかどっちかにしてくださいよー」
これから三年なんて埋めれるくらいの愛を姫に
あとがき
三週年記念に捧げます。
意味不すいません!
あんま記念にみえない←
これからも相互様としてよろしくお願いします!